第26章 伏魔の時間
その間…
矢田が持っていたバッチについて、話していた。
これはビッチ先生から貰ったものらしく
ビッチ先生は仕事用にあらゆるバッチを揃えているんだか。
ビッチ先生の話を、矢田は一番熱心に聞いていた。
矢田「色仕掛けをしたい訳じゃないけど、殺せんせーも言ってたじゃない?
第二の刃を持てってさ。
接待術も交渉術も社会に出た時、最高の刃になりそうじゃない?」
茅野「巨乳なのに、惚れざる負えない…!」
(巨乳を憎む茅野っちが心を開いた!?)
ある程度まで奥に進むと、
階段のある道へとたどり着くが、その前には見張りがいた。
見張りをどかす為に、渚を呼んでくることにしたE組女子一行。
茅野が渚を呼びに行き、
ほっとしたように渚はユウジに別れを告げる。
渚「ありがとう、ユウジ君。
じゃあね(微笑」
そう去っていく渚だったが
当のユウジは、このままカッコつけずに引き下がれるか!と
渚を追いかけていた。
渚「一人にしないでよ」
渚は不満そうに文句を言う。
渚が合流して、すぐ矢先にユウジが追い付いてきた。
ユウジ「待てって!彼女ら。
大サービス!俺の十八番のダンスを見せてやるよ」
急にダンスを踊り始める
女子(邪魔…)
同時に邪魔だと思われてるユウジだったが
ガキの頃からやってるダンスを自信もって披露しており
途中で何かに当たってしまう
「こら、ガキ。いい度胸だ。ちょっと来い!」
ヤクザ相手にジュースをかけてしまい、
ユウジは因縁つけられた;
それに思わず、絶句するE組女子と渚だったが
その騒ぎに目をつけた矢田が岡野に合図を出す。
岡野「すいません、ヤクザさん」
そう声をかけると同時に、
バック宙して、ヤクザに回し蹴りを放った
矢田「すいませーん、店の人。
あの人、急に倒れたみたいで。運び出して見てあげてよ」
そして、そう店の人に声をかけた
まんまと見張りをどかすE組女子たち
矢田がユウジにさっさとフロアに戻るように告げると、
渚が声をかける。