第1章 始まり
ケイト「その後…
(想像中)
理事長「さてと…
なら、せめてもの手向け(たむけ)に
スマートフォンと、私のお気に入りの書物をあげよう」
そう投げ渡されたものを受け取ったが…
ケイト「ん~。
スマートフォンは、流石にいらないけれど…
何この書物!辞書レベル!(キラキラ)
すっごい興味深い内容がいっぱい~!^^
っといけないいけない)
すみませんが、一つだけお返しします」
ぶんっ
ケイト(って間違えたあああああああああああああああああ!!!!!!;(真っ青))
思いっきり投げつけたのは
二つとも両手で持っていたためか
辞書みたいな分厚い本が吹っ飛んだ;欲しかったのに;
手を差し伸べるのも遅く、その時には既に顔面に…
当たる直前に、理事長が右手で止めた。
流石;←少し安心した;
これで当たったら、絶対退学させられる;
理事長「そうか。
君なら、半日でものにしそうだと思ったんだが…
残念だよ^^(にっこり」
絶対わかってて笑ってるうううううう!!!!!!;
(想像終了)
何でだ…(震え)
何で、あの本を渡したんだあああああああ!!!!!;(頭抱えて泣き震える)
あの本は…
様々な原理応用、論文が沢山ある夢の宝庫だったのにいいいいいいい!!!!!;
つまり、私が言いたいことは…
何で
あの本ぶん投げたあああああああああああ!!!!!!;」
ばんばんばんっ
自分の机に突っ伏し
拳で机をたたくケイトさん…
渚「…そんなに欲しかったんだ(苦笑」
茅野「可愛い//(ぼそり」
そんな様子を見ながら
感想を呟く二人だったが…
殺せんせー「いやぁ~。
先生もたまたま持ってたんですよ。
よければいりますか?(にっこり」
ケイト「ぱぁ)いいの!?」
殺せんせー「ええ^^」
ケイト「ありがとう、殺せんせー!^^」
そう抱き締めてくるケイトに
思わず嬉しそうに笑う殺せんせーでしたが…
渚「殺せんせー…
その本、レシート挟まってるよ?;」
殺せんせー「にゅやっ!!??;」
その視線の先には…
辞書のように分厚い本から
本日付のレシート用紙の一部が見え隠れしており…
カッコつけた途端にぼろを出し
慌てふためく殺せんせーに
ケイトは思わず
笑みをこぼしたそうな…