第26章 伏魔の時間
殺せんせー「いやぁ~
いよいよ夏休みって感じですねぇ(晴れマーク」
その、殺せんせーの軽い声にE組の生徒達はキレた
片岡「何よ!お気楽なぁっ!!」
木村「一人だけ絶対安全な形態なくせに!」
「渚!振り回して酔わせろ!」
その直後、渚は指示通りに殺せんせーを回し始め
殺せんせー「にゅやああああああああ!!;」
カルマ「よぉし寺坂ぁ。
これ突っ込むから、パンツ下ろしてケツ開いて~(微笑」
寺坂「死ぬわ!!・・;」
カルマがまた殺せんせーにいたずらしようとし、
にぎやかなムードになったE組
渚「殺せんせー、何でこれが夏休み?」
その真意を問おうとする渚
殺せんせー「にゅ?先生と生徒は馴れ合いではありません。
そして、夏休みとは
先生の保護が及ばない所で
自立性をやしなう場でもあります。
普段の体育で学んだことをしっかりやれば、
早々恐れる敵はいない。
君たちはクリアできます、この暗殺夏休みを」
ちょうど、その時…
ホテルの最上階では…
「濃厚な魚介だしに
たっぷりのねぎとひとさじのにんにく。
そして銃!」
ラーメンの中に銃を突っ込んだ!・・;
「つけ銃うめぇ…。
ライフリングに絡むスープがたまらねぇ」
そんな奴の様子に主犯はあきれたようにいう
主犯「見てるこっちがひやひやする。
弾入りだろう?その銃」
弾入りで付けちゃダメな気が…;
「へまはしねぇッス。
撃つ時にも何も支障はありませんし、
ちゃんと毎晩我が子の様に手入れしてます。
その日一番うまい銃は
その日、一番手になじむ。
経験則って奴っすわ、俺の」
主犯「奇特な奴だ。他の二人もそんなところか」
「えぇ、まぁ。
俺らみたいに何度も仕事をしてきた連中は
何かしらこだわりがあるもんす。
たとえば、スモッグの毒はすべて自作。
洗練する実用性をこだわるあまり、研究室まで作る始末」
主犯「ほう?ではあと一人、グリップは?」
「えぇまぁ、あいつは
ちょっと殺し屋の中でも変わってまして…」
そう言った時、時間を同じくして
5階展望回廊では、そのグリップとE組が会った所だった。