第26章 伏魔の時間
烏間「律、侵入ルートの最終確認だ」
律「敬礼)はい。内部マップを表示します。
私達はエレベーターを使用できません。
各階ごとの専用ICカードが必要だからです。
したがって、階段を上るしかないのですが
その階段もバラバラに配置されており、
長い距離を歩かなくてはなりません」
千葉「テレビ局みたいな構造だな」
茅野「どういうこと?」
千葉「テロリストに占拠されないように
複雑な設計になっているらしい」
茅野「ああ。詳しいんだね^^;」
菅谷「こりゃあ、悪い宿泊客が愛用するわけだ」
律「通用口、ロック解除!」
烏間「急ぐぞ、時間が無い」
敵がいないのを確認した直後
手招きして入っていく烏間先生
磯貝「はい」
その後に続きながら、入っていく
しかし…
そのフロントには…
烏間「予想以上に警備が多いな」
渚「全員が通過するのは難しいんじゃ」
烏間(ここはやはり
人数をしぼって侵入するか?…
いや、敵が複数だった場合、危険すぎる。
どうするべきか?)
そう悩む烏間先生に対し
動き出した人がいた…
ビッチ「なによ、普通に通ればいいじゃない」
その言葉に、E組の皆が驚く。
どうやって普通に通れるのか…?
という疑問が噴き出す中、
ビッチ「だから普通によ(微笑」
ビッチ先生はピアノがあることを確認すると、
そう答えながら、堂々とフロントへの道に出てしまった。
殺せんせー「にゅやり(微笑」
そして
酔っている風にフラフラとし始め、警備にぶつかる。
ビッチ「あ…ごめんなさい//
部屋のお酒で、悪酔いしちゃって…//(ウィンク」
その色っぽいしぐさと表情に
警備陣は頬を染め
「お、お気になさらず。お客様//(微笑」
ビッチ「来週、ここでピアノを弾かせていただく者よ。
早入りして、観光してたの」
「ピアニストか」
「しょっちゅう来るからな。その内の一人だろ」
それに対し、他の警備員も納得する…
そして…