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非日常パラダイス・第一部 【暗殺教室】

第25章 南の島の時間




それに対し、憤ったように

殺せんせーをテーブルに叩きつける烏間先生

烏間(まさか、こんな時に第3者が狙ってくるとは…!!)


奥田「あの…

50mAで
筋肉は硬直し、呼吸困難となり相当危険な状態になって

100mAで
致命的な障害を起こし、死に至ります」


前原「それが…どう関係が?//」


いきなり、Aのことを話しだす奥田に対し

いぶかしげな顔をする面々…


奥田「ケイトちゃんの場合…

普通の人の致死量の30倍で効くと言っていましたよね?


流された電流が、30Aってことは…


つまり…その致死量の0.1Aの300倍で

それで、効くということは…死ぬ可能性も(汗」


それに対し…

周囲の皆は、驚きに包まれていた


カルマ「確か…

低電圧だけでも、電流が流れると危険ってことから…


小さな電圧でも、『死にボルト』って言って

42ボルト以上が危険だと言われていた気が…」


奥田「はい。

だとしたら
100万ボルトも、普通の致死量の何万倍もあって…」

寺坂「待てよ!!

死ぬこと前提で話すなっつの!!縁起でもねぇ!」


殺せんせー「…

なぜ、体の反応が悪影響を与えるものに対し

それほどまでに、影響が現れるのが遅いのか…


それは、神の力が護ろうとしているからこそです。


実際には、悪影響が存在している。

しかし、それを『神の力』が意思を持って治している。


その速度が追いつかなくなるほど

強力かつ高密度にやられれば、自ずとやられます」


磯貝「何で…」

殺せんせー「体内では、空中とは違って動きづらい。

抵抗がありますからね。


ですから、普通に扱うのとわけが違う。


より速く治そうと送る力が、高密度であればあるほど

それが治すための部位に送られるまで
時間がかかりますからね。


それを解っていて、利用したと考えるのが妥当でしょう。


無理に、それ以上の速度を出せば

肝心のケイトさんの体は
めちゃくちゃになってしまいますから。


しかし、死なせないよう

常に、彼女を治し続けるでしょう。


つまり、途中で止める時間があれば

治すことに力を向ける時間が大幅に生まれる。


なので大丈夫です(微笑」


その言葉に

皆は、多少ではあるが


落ち着いた…

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