第25章 南の島の時間
そして、夕方まで時は進み、E組は絶句していた
その理由は…
殺せんせーの姿が、真っ黒に日焼けしていたからだった…;
殺せんせー「いやぁ~
遊んだ遊んだ~
おかげで、真っ黒に焼けました^^」
『黒過ぎだろ!!;』
木村「歯まで黒く焼けやがって…;」
岡野「もう表情読み取れないよ…;」
磯貝「じゃ、殺せんせー。
飯の後で暗殺なんで」
殺せんせー「はぁーい!(挙手)
まずは船上レストランに行きましょう!」
吉田「どんだけ、満喫してんだよ、あのタコ」
寺坂「こちとら、楽しむふりして準備すんの大変だったのによ」
吉田「まっ、今日殺せりゃ明日何も考えずに楽しめるじゃん」
村松「まぁーな。
今回ぐらい、気合入れてやるとすっか」
寺坂達もE組に馴染んだねぇ。本当によかったよかった
そうして…
磯貝「夕食は、この貸切船上レストランで
夜の海を堪能しながら、ゆっくり食べましょう(微笑」
殺せんせー「なるほど。
まずはたっぷりと酔わせて戦力を削ごうという訳ですか」
磯貝「当然です。これも暗殺の基本の一つですから(汗」
殺せんせー「実に正しい(キラン)
ですが、そううまくいくでしょうか?
暗殺を前に気合の乗った先生にとって
船酔いなどおそるるに」
中村&片岡「「だから黒いよ!!」」
殺せんせーが張り切って言うも
その前に黒いせいで表情が読み取れないと言い出した
殺せんせー「そんなに黒いですか?」
中村「表情どころか、前も後ろも分かんないわ・・(汗」
片岡「ややこしいからなんとかしてよ…」
すると、殺せんせーは黒い自分の姿を変えるため…
殺せんせー「ぬるっふっふっふっふっ。
お忘れですか?皆さん!
先生には、脱皮があることを!!
黒い皮を脱ぎ捨てれば!
ほら、元通り(微笑」
脱皮をした
不破「あ。月一回の脱皮だ」
ケイト(防御の策が一つ、失われたな…;
うっかりやってしまったって感じだなぁ;)
それを見ながら思うケイトと
そういう不破
それに対し、殺せんせーは気付かずに言い続ける