第25章 南の島の時間
ちなみに…
そう話し合っている二人は、どこにいるのかというと…
渚「…ケイトちゃん、まだ来ないね;」
南の島行きの船の上だった…
茅野「うん…
朝、ちゃんと起きてたはずなのに…;」
渚「もしかして…
二人で、ついいちゃついてて遅くなったとか?
殺せんせーもまだ来てないし…」
ケイト「ごめん!遅くなった!!」
渚「あ。噂をすれば影が差…
って何その格好!!!!・・;」
ケイト「え?
ただのアロハシャツだけど(きょとん」
いろはおえ~♪と音が聞こえてきそうな格好をしてる…;
カルマ「あはは^^
やっぱそう思うよねぇ(微笑」
渚「まさかカルマ君も!!)
ばっ(振り返る)…
何で普通の格好!!??・・;(ガーン」
ケイト「カルマのために
頑張ってキャスティングしました!b(キラーン」
茅野「自分もキャスティングしようよ!!;」
ケイト「え?
だってさ…
南の島に行くからには、必ずアロハシャツじゃないとダメって
カルマが…」
渚「完璧だまされてるよ!!;」
茅野「騙されやすすぎだよ!!;」
ケイト「カルマが嘘をつくか!
ね、カルマ!?(カルマへ向き直る」
カルマ「…(にや)
さあ?何のことだろうねぇ(悪魔笑い」
渚「白を切る気満々だ!!!;」
ケイト「…どうしよう;
アロハシャツ以外、変え持ってきてない;(がくっ」
渚「うのみにし過ぎだって!;」
カルマ「ケイト、念のために変え持って来といたよ^^」
ケイト「ぱあ)ホント!?(キラキラ」
カルマ「うん。
メイド服だけど(にやにや」
そう言いながら取り出されたそれを見た直後…
じり…
カルマ「にやにや)…」
ケイト「…;(滝汗」
じり…
ぴゅぅ~!!!!
じりじりと迫るカルマに対し、後ろへ下がり
その直後、凄まじい勢いで走り出した;
渚「はやっ!!;」
カルマ「流石。
幼い頃、ピューマと引き分けたことあるね(微笑」
茅野「感心してる場合じゃないんじゃ…;」
あれまあ;
大波乱の予感です…;