第24章 夏休み
渚「ロヴロさん」
ロヴロ「!!この少年!!)
…なんだ?」
渚「一番すぐれた殺し屋って、どんな人なんですか?」
ロヴロ「よくよく見れば、素質がある。
ふっふっふっ。おまけに…)
…興味があるのか?殺し屋の世界に」
ロヴロがそう聞くと、渚は顔を下に向けた
渚「あぁ。いや
そう言う訳じゃ…」
ロヴロ「そうだな…
最高の殺し屋、そう呼べるのは
この地球上にたった一人。
…この業界にはよくあることだが、彼の本名は誰も知らない。
ただ一言のあだ名で呼ばれている。
いわく、”死神”と。
神出鬼没、冷酷無比、
おびただしい数の屍を積み上げ、
死のそのものと呼ばれるに言った男。
君たちがこのまま殺しあぐねているのなら、
いつか奴が姿を現すだろう」
渚(そんな人が…。
いよいよ南の島のチャンスは逃せない!(汗))
渚はそれを聞いて、強くそう思った
ロヴロ「まあ…
風月流の噂に比べれば、小さく感じるがな」
渚「!ケイトちゃんの一族が?」
ロヴロ「ああ…
その一族は、強靭な鋼の肉体
鋭利な知能、頭の回転を供え持ち
誰にも負けたことが無いほどの実力を持ち
一子相伝の格闘術を秘めていた…
しかし…
実際には、それらはただの上澄み。
それ以上の力を持ち、体現する。
霊験あらたかな山を、自らの土地に持ち
その地下には、世界を好きに出来る秘宝が眠るという…」
渚「…;
(間違いなく、あの力のことだ!・・;」
ロヴロ「ふっ。
そのようなものは、ただのおとぎ話だと思っていたが…
まさか、実際に存在していたとはな…(微笑」
渚「いや!;
今も伝説で残ってるから!!;)
・・;」←言いたいけど言えてない
ロヴロ「少年よ。君には必殺技を授けてやろう」
ロヴロは渚に向かってそう言った
渚「必殺技…?」
ロヴロ「そうだ。プロの殺し屋が直接教える、必殺技」
それから…
訓練終了後…