第24章 夏休み
烏間「プロたちが失敗したことを知って、おじけづいた?」
ロヴロ「かもしれんな」
ケイト「んー」
ロヴロ「どうした?険しい顔をして」
ケイト「他に考えられるのは…
殺し屋が、賞金を独り占めするために
他の殺し屋を殺して回ってるとか?
遊びとかでやる人もいそうだけれどもさ」
ロヴロ「…可能性は否めないな。
だが、それよりも訓練に集中すべきだ。
今は彼等に託すしかあるまい。
それで、今日奴はここにはいないんだな?」
確認の様に尋ねるロヴロ
烏間「あぁ。
かねてからの予告通り、エベレストで避暑中だ」
ロヴロ「ならばよし。
作戦の機密保持こそ、暗殺の要だ」
生徒達が考えた、作戦を見るロヴロ
ロヴロ「なるほど。
先に約束の14本の触手を破壊し、
間髪入れずに全員で攻撃して奴を仕留める。
それは分かるが…
この一番最初の精神攻撃というのはなんだ?」
その質問に生徒達が説明する
渚「まず、動揺させて動きを鈍らせるんです」
前原「この前さ、
殺せんせーエロ本拾い読みしてたんですよ(微笑」
その当時↓
殺せんせー「”クラスの皆さんには絶対内緒ですよ”」
前原「って、アイス一本配られたけど、
今時アイスで口止め出来る訳ねぇだろ!(ギラン」
寺坂軍団「「「「クラス全員でさんざんにいびってやるぜ!!」」」」
渚「他にもゆするネタはいくつか確保してますから、
まずはこれを使って追い込みます」
ロヴロ「残酷な暗殺方法だ…;(汗」
ケイト「ねえねえ
それより聴きたいんだけどいい?(挙手」
茅野「何々~?^^」
その時、僕らは
この作戦に、まだ不完全な点があって
ケイトちゃんは
その質問をしようとしているのだと、思い込んでいた…
だが…
実際は…
そんな思いや考えとは
かけ離れた事を尋ねようとしていた…