第4章 田中恵土(たなかケイト)
酔っ払いは逮捕されたが
逆恨みしていた奴等は
ただの冗談だったと、証拠不十分で逮捕されず
結果…
アメリカにいる
母方の祖父母以外、血縁者はいなくなった。
渚「それで…殺されたって」
カルマ「なるほどね。
あの時、『余計なおせっかい』って言った時
普通なら怒るはずなのに、怒らないのも…
俺に嫌な思いをさせたって考えているから、ってことか」
杉野「なんだよそれ…
どろどろのぐちゃぐちゃじゃねぇか!
何で…ずっと黙って」
茅野「誰にも話せないのって…
相当、辛いはずだよ…」
寺坂「で…
目を覚ましたのが
次の日、雷で、すげぇ雨の降る晩だった…
これが答えだ、満足したかよ(ぷいっ」
それを聴いた直後
がらっ
カルマ「どこ行くの?渚君」
渚「決まっているよ。
ケイトちゃんを探しに行く。
これだけのこと聞いといて、ほおっておけないよ!」
それは…
皆も同じだったようで、次々に外へ出ようとする皆…
殺せんせー「なるほど。そういうことでしたか」
渚「って何で殺せんせーが教室の前にいるの!?;」
殺せんせー「いえ;その;
隅々まで探したんですが、いないんですよ;(汗」
『ええー!?;』
殺せんせー「ズーン)これでもし自殺なんてされていたら;
私、一生ケイトさんの両親に顔向けできません;(しくしく」
カルマ「心当たりならあるよ」
『!!!!』
渚「それって本当!?」
カルマ「うん。
いい隠れ場所見つけたって
俺も一緒に、連れてってもらったことあったんだ(微笑)
それじゃ全速力で行くけど
ついてこれなかったら、置いてくから」
そう言った直後
カルマは走り出し
皆もまた、同様に走り出すことになった…
渚(ケイトちゃん…お願いだから…早まらないで)
そんな願いの中…
ケイトは…?