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非日常パラダイス・第一部 【暗殺教室】

第24章 夏休み




ケイト「それと、最後に一つだけ…


命の連鎖は、地球誕生以前から始まっている…



理と共に、何十億年以上も…


共に、ここに在る。



だから…

命の価値を、見誤らないように…


それだけ、伝えたかったんだ。



どれほどの命の上に…


今、自分たちが立っているかってことをさ…



だから…


精一杯生きよう(微笑)



死んでいった命がまた


ここにまた、生まれ変わりたい…



そう思えるように…



そうして生まれ変わったら


幸せに、笑顔で過ごせるように…



それが、私の夢なんだ…



小さい頃から、今も変わらない


たった一つの夢なんだ(微笑」



そう微笑みながら、瞳を輝かせるケイト…



とても生き生きした様子に…


カルマは感心すると同時に、微笑んでいた…



輝かしい未来を確信しながら…


遠い先の…願いと共に…



そんな時、笑い声と


滝の水が落ちてできた池におっこちた人がいた。



岡島「待てってば!!」



それは岡島で、皆と共にワイワイとやっていた…


とても嬉しそうな笑顔で…



それに対し、ケイトは微笑む。



それが、どれほど恵まれた時か



その全てを…


一番過ごしたい人たちを

失っているからこそ…



その眩しさに、温かさに…


思わず、目を細めていたことにも気付かずに…



カルマ「あ。日本カワウソ」


ケイト「あー。

裏山、昔からの状態を保つようにしてるからね。


野生動物なんて、結構いるもんだよ?」


カルマ「へぇ~。

そういえば、俺が小さい時に猪いたっけ(微笑」


ケイト「鹿もいて、熊もいて、猿もいて…


まあ、色々ってことで^^;」


カルマ「そうだね…


それよりも、ケイトの笑顔を見れたのが…

俺にとっては、『一番嬉しいよ』(微笑」



その言葉に…


ケイトはさも、嬉しそうに笑った。


満面の笑顔と共に…

ありがとうという意を込めて…



それに対し、カルマもまた満面の笑みを浮かべた。


俺も同じだと、ありがとうと想いを込めて…



そうしてまた、時は流れていく…


地球誕生から、今まで時が紡がれてきたように…



今度は、己たちで…


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