第23章 終業の時間・1学期
殺せんせー「9本!?
いやぁぁぁ!!!!;」
そう叫びながら怯える殺せんせーに…
ケイト「あ、そうそう。
最初の時、言ってたよね?殺せんせー…
『今回は、総合点の他にも
『教科ごと』に、1位をとったものに
触手を一本、破壊する権利を進呈します』ってよ…」
『教科ごとに』を強調しながら言うケイト。
殺せんせー「え、ええ。言いましたが;何か?
はっ!!;もしや!!!!??;」
ケイト「悪いけどさぁ…
こちとら、そのために必死こいて頑張ったんだ。
…五教科以外、満点(にや)
ってことでさぁ…
保健体育、音楽、美術の分もやらせろや(黒い笑み」
殺せんせー「ぎゃああああああああああ!!!!!!;」
そう叫びながら
ムンクの叫びのごとく、真っ青になる殺せんせー;
ケイト「あ、そうそう。
9科目の総合に関しては
断トツで学年トップなんだよねぇ。
だから…
13本やらせろや(黒い笑み」
殺せんせー「ひええええええええええええ!!!!!!;」
旧校舎に響くほどの大声で叫ぶ殺せんせー;
殺せんせー「ケ、ケイトさん;(がくぶる)
お願いですから、やめt
ケイト「何言ってんのさ殺せんせー。
こちとら一から全部勉強して
わざわざこっちの方にばっか集中したんだ…
家庭科もOKだってんなら…
こっちも大丈夫だよなぁ?おい(黒い笑み」
そう真っ黒な顔色をしたまま
くっくっくっと見下ろすケイト…
「ガチでこえぇよ!!!!;」
「敵にまわしたくねぇ!!!!;」
「流石!;」
「抜け目ない!!;」
そうざわつく教室内に対し…
殺せんせー「にゅっ;(涙目)
にゅっ;(涙)
にゅやあああああああああっ!!!!;;
(怯え&真っ青&激しく震える&ぼろ泣き)
お願いです!!やめて下さい!
あなたが本気でやれば
私は粉々になってしまうじゃないですかぁーっ!!;」
皆『ターゲットがアサシン泣き落とししてるーッ!!;』
そんな泣きまくりの殺せんせーに…
皆は思わず、声を揃えて突っ込んだ;