第22章 期末の時間
その後…
カルマ「帰ろうか」
ケイト「…うん(頷く」
結果的に帰ることになったが…
その胸には、僅かながらもしこりを残していた…
そうして、次の日の放課後…
図書室で、E組が自主勉強していた。
そんな所に、A組の五英傑(浅野除く)がやってくる
荒木「おやぁ?E組のみなさんじゃないですかぁ。
勿体ない。
君たちにこの図書室は、豚に真珠じゃなのかな?(微笑」
中村(うわぁ…よりによって;)
茅野(例の五英傑;)
茅野と中村は思う
瀬尾「どけよ!ザコ共。
そこは俺らの席だ。とっととうせな」
瀬尾がそう言い放つ
茅野「何よ!勉強の邪魔しないで!」
その直後、教科書の下に世界のプリン大百科見えた。
渚「茅野、本…;」
渚が呆れた顔で茅野に言う
磯貝「ここは俺たちが、ちゃんと予約してとった席だぞ!」
磯貝が反論する
中村「そうそう。
クーラーの中で勉強なんて久しぶり、超天国~^^」
小山「忘れたのか?
この学校じゃ、成績の悪いE組はA組に逆らえないこと」
小山がそう言い放つ
奥田「逆らえます!」
反論するように、奥田が立ち上がる
奥田「期末テストで各教科1位狙ってます。
そうなったら、大きい顔なんてさせませんから」
渚(…奥田さん)
小山「口答えすんな、生意気な女め。
おまけにメガネなどして、いもくさい。な?荒木」
荒木「お、おう;」
榊原「さすばかりでは見逃すよ。
ご覧、どんな掃き溜めにも鶴がいる。
おしいねぇ。
学力さえあれば、僕と釣り合う容姿なのに…
せめてうちに奉公に来ない?」
神崎「え…あの…;」
渚&茅野((神崎さん、男運なさすぎ…!;))
渚と茅野が思う中
どんっ!!
ケイト「なあ、資料持ってきてる間に何やってんだ?
あんたら…
だから、戻って来たくないんだよ…
本校舎なんかには(睨」
渚「ゾクッ!)…ケイト…ちゃん?
(いつもの、明るい感じじゃない…
まるで…凍てつくような、とても…冷たい…」
教科書を置きながら、堂々と言い切るケイト…
その目は…
普段とは違い、とても冷たく見えた…