第22章 期末の時間
その後、教室…
ケイト「ん?
柄の部分、開けれるみたい」
すると中には…
手紙があった。
「これを見つけたということは
私の力を受け継ぐものが現れたということだ。
この『神器』は
際限なく『始祖神の力』を引き出し、最大限に発揮させる。
お前の思いのままに動いてくれるだろう。
しかし
この神器は、もう解ってはいるだろうが
私たちと同じように、生きている。
受け継いだ紋章と共に
呼応し合いながら、力を爆発的に高める。
紋章を手に入れた後は
最初こそ、暑いと感じるだろうが
安心するといい。
それは、慣れるまでの間だけだ。
己が信じる信念のもと
その力を、正しく使って生き
幸せになることを、ここに願う」
それを読み終えた直後…
その紙は消え、溶けていった…
ケイト「?まだ中にある…
!
なんだ…このエネルギーは」
その直後、神器からエネルギーが放出され
そのエネルギーが鞘となり、ケイトの左腰へついた
菅谷「それにしても、綺麗な形してるよなぁ。
この紋章…上下左右対称で」
ケイト「ん?ありがとう^^;」
原「そのナイフって、どういう構造してるの?」
ケイト「これ、日本刀と同じ作りなんだ…
全体的な長さは36㎝、
刃の厚みは1㎝、幅は3.5㎝、長さは20.5cm、
握る柄って言うか…
グリップは直径3cmで、長さは15.5㎝。
とても握りやすくて、すいつくみたいで
離れていく感じが、全くしないんだよね…」
律「外見は、サバイバルナイフの
ブルドック・ランボー1タイプと同じですね」
ネットで調べると同時に言い出す律
それに、頷くケイト…
前原「とっても光り輝いていて、綺麗だよなぁ~^^」
磯貝「頷く)ああ(微笑)
まるで、水面みたいにキラキラしてて
鏡みたいに、全部映り込んでるし^^」
ケイト「そうだ。
どうせなら持ってみない?(微笑」
羨ましそうに言う皆に
そう、ケイトは神器を差し出した…