第22章 期末の時間
ケイト「…あのさ…
私、そんなあだ名に合うほど
全部備えもっちゃいないんだけれども…;
あと、授業中だよね?;」
殺せんせー「ケイトさんのあだ名は私が付けます!!」
ケイト「そんなこと言われても;」
殺せんせー「いいえ!!
断固として、私が決めます!!
あの時…
誰もが、私に殺意を持って近付いていた。
笑顔の裏に、殺意を秘めて!!
しかし…
あなたは、笑顔で
なんの偽りもない、純粋な想いで抱き締めてくれました!!」
カルマ「ま、あれだけ純粋だから当然だよね(微笑」
前原「あの時、「胸が」以外言えてなかったもんな(苦笑」
岡島「やっぱうらやましい!!;」
で…
殺せんせー「皆さん。
1学期の間に、基礎ががっちり出来てきました。
この分なら、期末の成績はジャンプアップが期待できます」
渚「殺せんせー、期末もまた全員50位以内を目標にするの?」
渚が殺せんせーにそう聞く
殺せんせー「いえ。
先生はあの時総合点ばかり、気にしてました。
生徒それぞれに目標を立てるべきかと思い至りましてね。
そこで今回は…
この暗殺教室にぴったしの目標を設定しました!
はっ!
大丈夫!
寺坂くんにもチャンスがある目標ですから!」
寺坂にそう言う殺せんせーに…
寺坂「ちっ」
内心むかついてる寺坂だった;
ケイト「竜馬!大丈夫だよ!!
粗暴でいじわるで間抜けで体育以外オール1で
とんでもないぐらいバカでもいい点とれるよ!!」
寺坂「どんだけ人の悪口堂々と言ってんだ!!!;」
ケイト「悪口じゃない!!事実だ!!」
殺せんせー「さて、
前にシロさんが言った通り先生は触手を失うと、動きが落ちます」
殺せんせーは自分で触手を落とす
スルーする殺せんせーに
『って人の話を聞けよ!!;』
二人そろってツッコんだが…
寺坂「お前もだろうが!!;」
ツッコみ返されるケイトだった;