第21章 ビジョンの時間
烏間「あとは…
海のど真ん中で放置されていた時、サメやシャチに襲われたり」
「ヒョウとか」
「ライオンとか」
「ハイエナとか」
「チーターとか」
「虎とか」
「ゴリラとか」
「アフリカゾウとか」
「カバとか」
『猛獣ばっかじゃん!!;』
言いあげていって、皆はようやく気付いたのだった^^;
茅野「で…どうするの?」
カルマ「ん?そりゃ帰るよ」
ケイトを背負いながら言うカルマ
寺坂「おい」
カルマ「ん?」
寺坂「こういうことは…
あんま言いたくねぇんだが…
ケイトを頼んだ。
お前なら…
認めたくねぇが、あの堅物爺を説得できるだろ」
カルマ「ふぅん。そう思うんだ(微笑)
ま、俺に任せといてよ。
ケイトのことなら、誰にも譲らないから(微笑」
寺坂「いつも譲らねぇだろ!!;」
カルマ「…」←知らん振り
殺せんせー「それにしても…
体が随分楽になったような…?」
磯貝「確かに」
木村「ああ。
確かに、風邪になりかかってたのに
今じゃ、完璧にしない」
前原「体が楽になったって感じだよな?」
杉野「そういや…
治すこともできるんだったっけ」
ワイワイと盛り上がる中…
ケイト「ん…」
カルマ「ケイト?」
ケイト「…(ぼー」
カルマ「起きてる?」
ついついと、背負ったケイトの頬を
左手で、軽くペちぺちするカルマ。
ケイト「カルマア…(ぎゅー)
…ぐー」
ケイトは再び、眠りについた。
渚「…;
寝ぼけてるよね…;」
中村「始祖神の力ってことは
今までよりも、それ以上の力なんでしょ?」
速水「そうね。
おそらく、今までの比じゃないと思う」
不破「んー。
言うなれば…
地球人と、スーパーサイヤ人ゴッドスーパーサイヤ人ぐらいの差かしら?」
片岡「たぶん、それよりもあると思うわよ?
始祖神以上の力って事だともとれるし」
烏間「…問題も、深まるばかりだな」
倉橋「何の問題?」
烏間「…ケイトが、本格的に狙われ出した。
おそらく、始祖神の力が護り抜いてくれるだろうが…」
カルマ「暗殺者は次々に来る一方。
対応に手がいっぱいってことか…」
そう納得するカルマに対し、烏間は頷いた。