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非日常パラダイス・第一部 【暗殺教室】

第21章 ビジョンの時間




寺坂「吉田!村松!

でけぇの頼むぜ!」

手で水しぶきを出しながら、寺坂がそう言った


それで察したのか、二人は

村松「まじかよ」

吉田「ったく…(微笑」

仕方なそうに水に飛び込んだ


カルマ「先生と弱点、一緒なんだよね?


じゃあ、同じことやり返せばいいわけだ」

カルマがそう言いながら

握った拳の親指を下に向け、合図をすると同時に


E組は一斉に、カルマ以外が川に飛び込んだ


その水しぶきに

イトナの触手は、どんどん水を吸っていく


イトナ「!!」

カルマ「大分すっちゃったね。

これからのハンデが少なくなった(微笑」

カルマはそう言った。


その言葉に

シロ「くっ」

シロは少し悔しそうに目を細めた


カルマ「で、どうすんの?

俺らも賞金持ってかれるんの、嫌だし。

そもそも皆、あんたの作戦で死にかけてるし。

ついでに寺坂もぼこられているし。


まだ続けるなら、

こっちも全力で水遊びさせてもらうけど?(微笑」


E組の生徒達は水をかける準備に入っている

イトナ「くっ」

シロ「してやられたな」
どっぼぉーん!!

その直後…

ケイト「はぁー…はぁー…

やっぱ…まくのきついわ;暗殺者;」


シロ「!」

イトナ「!!

田中…ケイト…」


ケイト「ん?

おー。やっぱ、お前らの仕業だったか^^


なんか、変な空気だなぁって思ったら

そういうことだったのか…


後…

お前らが来ると、裏山の空気が変わるわ
やっぱり」

そう言いながら肩をすくめ、立ち上がるケイト。


『ケイト!』

渚「無事で良かった!」

茅野「心配したんだよ!?」


そう、きゃいきゃい盛り上がる中…


シロ「ここは引こう。

この子らを皆殺しにしようものなら

反物質像がどう暴走するか分からん。


帰るよ、イトナ」


その言葉に悔しそうに顔をゆがめながらも…

その場に、留まっていた…

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