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非日常パラダイス・第一部 【暗殺教室】

第4章 田中恵土(たなかケイト)




カルマ「…」

ばんっ


寺坂「…何だよ」


カルマが立ち上がり

寺坂の机の前に立ち、その机をたたいた。


それにより

苛立った声で尋ねる寺坂。


カルマ「今まで、聞こうとはしなかったけどさ…


ケイト、何かあったんじゃないの?雷の日に。

そうじゃなきゃ、こんなことあり得ないでしょ?


いっつも、どんな時でも…

楽しませようとしたり、笑ってるようなケイトがさ…」


渚「あんなに取り乱す事って…一体…」


杉野「そういや、ケイト曰く

寺坂とは幼馴染だったよな?

知ってるんじゃないのか?何があったのか」


寺坂「…知るかよ(ふいっ」
カルマ「…」

ガシッ

カルマ「教えなきゃ、どうしようもないでしょ?

話せよ。

じゃなきゃ…あんたは、ケイトの幼馴染失格だ」

顎を掴み、見下ろしながら

高圧的に言い放つカルマ…


寺坂「…離せよ!」

バシッ

カルマ「…」

寺坂「…」

静かに睨み合う二人…


村松「なあ…寺坂。

前に言ってた、『あいつは…
十二分過ぎるほど、傷付いてんだよ』って…

どういう意味だったんだ?

それだけでも、教えてくれないか?」


気が付いたら…尋ねていた…


クラスの皆も、口々に…

原「教えてくれたっていいんじゃないの?」

片岡「そうだよ!

そうじゃなきゃ…何があったかなんてわからないし

何もしようがないじゃない!」

『教えて欲しい。

そうでなければ
助けたくとも、助けられない』といった空気が流れていた…


それに…

寺坂は?

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