第4章 田中恵土(たなかケイト)
そうして…
一週間が過ぎようとした時…
(ナレーション、戻りました)
殺せんせー「ケイトさん、さぼらないで下さいね?;」
ケイト「これ何回目?;
もうやらないってば!
一回やってみたかった=
一回やれば、二度とやらないって意味で言ったんだから」
殺せんせー「それを聞いて安心しました;
あなたはうそをつけませんからね^^;」
ケイト「一息ついてる所悪いけれど…
今、授業中だよ?;」
殺せんせー「あ;すみません;
授業中に、あんなにサボられていたとは思えず;;(しくしく」
ケイト「だからホントにごめんって;」
そんな中…
突如、雷が鳴り響き始めた…
ケイト「ピクッ)!」
カルマ「うっわぁ~。
すっごい雲行き。雨も降りそうだね」
殺せんせー「ハイ!集中していきましょう!」
授業にもっていくも…
稲光が見え、凄まじい音が鳴り響いていた…
暗闇の中、光と共に音が響く。
ケイト(ドックン)
それに女子たちが悲鳴をあげたりする中
ケイトは…目を見開き、戸惑っていた…
ケイト「っ…はっ;(涙」
カルマ「うわぁ。そんなに怖いんだ。
ケイトも怖いの?…!」
カルマがケイトを見て、驚いた理由…
それは…
頭を抱えながら、涙を流していたことからだった…
寺坂「!…おい?」
ケイト「父さん!母さん!
…どこ?…どこにいるの?
待ってよ…置いてかないで…
一人にしないで…
もう、一人は…)
うあああああああああああ!!!!!;」
まるで…あの日みたいに…
当時のことを思い出し、涙を流しながら
必死に、窓を突き破り、飛び出していった…
殺せんせー「にゅやっ!!??;
どこ行くんですか、ケイトさん!!!;」
カルマ「殺せんせー。
これ、授業どころじゃないよね?
ケイト、追いかけなくていいの?
あの勢いじゃ、自殺しちゃうかもよ?」
殺せんせー「追いかけて来ます!
皆さんは、ここで自習しているように!」
その直後、殺せんせーは消えた。
マッハ20で探そうとしているように見えた。
そんな中…動きを見せる人が…