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非日常パラダイス・第一部 【暗殺教室】

第20章 水泳の時間




殺せんせー「なるほど。

先生を水に落として、皆で刺させる計画ですか。


それで君は、どうやって先生を落とすんです?


ピストル一丁では

先生を一歩足りとも動かせませんよ?」



寺坂は
持っている銃を見つめ、思い出す。

シロ「これは銃でなく、我々に合図を送る発信機。

皆がプールでスタンバイしたら、引き金を引いて。

我々に知らせるんだ」



寺坂「覚悟はできたか?モンスター」

寺坂は銃を殺せんせーを構え、そう言う


殺せんせー「もちろん、できてます。鼻水も止まったし」

寺坂「ずっとてめぇが嫌いだったよ。

消えてほしくて、しょうがなかった」


そう告げると、殺せんせは緑の縞々模様に変化する

殺せんせー「えぇ、しってます。

この暗殺の後、ゆっくり二人で話しましょう(微笑」


寺坂(なめやがって…

来い!イトナ!)

そう思いながら引き金を引くと、

プールの水をせき止めていたダムが爆発し、壊れた


驚く寺坂と殺せんせーとE組の皆。


『うわああああああ!!』
殺せんせー「みなさん!!」

その直後、飛んで助けに行く殺せんせー。


シロ「水に入って助けなきゃ。殺せんせー?」

それを見ていたシロは、つぶやく


寺坂「うそだろ…!?

こんなこと…聞いてねぇよ…(汗&震え」


シロ(あとは…

手はず通りに、あいつを殺せれば完璧なんだが…


それよりも、こちら(殺せんせー暗殺)の方だ)


ケイト「なっ!

殺せんせー!こっちは来なくて!」


殺せんせー「この先には険しい岩場が!!

落下すれば、死んでしまう!!!」


そう言いながら

E組の生徒を次々に、即座に草むらへ投げる殺せんせー。


シロ「気遣って助けている間に

奴の触手はどんどん水を吸っていく」

シロがそう言う中


イトナ「少しの水なら
粘液を出せば、防げるぞ」

イトナがシロにやりながら言った


シロ「そうだね、イトナ。

周囲の水を粘液で固めて、浸透圧を調整できる。


しかし、奴は粘液は出尽くしている」


その後ろに浮かぶのは

修学旅行での風呂で、調整して逃げる場面…


プールでの暗殺に参加してなかったカルマも


その爆発音で何かが起きたことに気付き

慌ててプールへと行くが


そこには…

水が空になったプールがあるだけだった…

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