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非日常パラダイス・第一部 【暗殺教室】

第20章 水泳の時間




一方、寺坂を追いかけた渚とケイト

渚「寺坂君!
本気でやるつもりなの?」
渚がそう聞く

寺坂「なんだ渚、あたりめぇじゃねぇか」

渚「だったら、ちゃんと皆に具体的な計画話した方が…」

渚はそう言いかけるが
その前に寺坂に胸ぐらを掴まれ、さえぎられてしまった

寺坂「うるせぇよ。
弱くて群れるばっか奴らが、本気で殺すビジョンもないくせによ!

…俺はてめぇらと違う!

楽してやるビジョン持ってんだよ!」

そう突き飛ばしながら、離れようとする


ケイト「待てよ!!」

寺坂「あ?」


ケイト「…楽してできることなんて

この世には一つもない。


人の立てたもんなら、しない方がいい。


利用されてるだけだ!!」

寺坂「うるせぇな…

黙って、俺の暗殺を見てろ!!


俺の暗殺が信頼できないってか!?」

ケイト「首横振る)ううん。

でも、今はそういうことじゃなくて」


寺坂「黙ってろ!!」

そう叫びながら、寺坂は立ち去った…


渚(寺坂君は…
計画に自信を持っている様子だった。


けど…
自分に自信を持っているように見えなくて、

しゃべる言葉も、なんだか借り物ようで…


ちぐはぐさに胸騒ぎがした)



そうして、放課後…


昼休みに、買い食いしていたためか

その時のことを知らないカルマは、いなかった…


E組の皆が仕方なく、プールに入る

寺坂「そうだ!そんな感じに散らばっとけ!」

偉そうに指示を出す寺坂に対し


まだプールに入っていなかった竹林が不満を言った。

竹林「疑問だね、僕は。

君に、他人を泳がせる器量なんてあるのかい?」


寺坂「うるせぇ、竹林。とっとと入れ!」

そんな竹林を蹴とばし、プールに飛び込ませる寺坂


そんな様子の寺坂にE組は

木村「すっかり暴君だぜ、寺坂の奴」

三村「あぁ。

あれじゃ一年、二年の頃と同じだ(汗」



そんな所に、殺せんせーがやって来た。

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