第20章 水泳の時間
で…
その昼休み…
殺せんせーは未だに
鼻から粘液をだしていた。
ビッチ「なによ、さっきから意味もなく涙流して!」
お昼どき、ビッチ先生はそう言う
殺せんせー「いえ。
鼻なので、涙じゃなくて鼻水です。目はこっち」
ビッチ「まぎらわし!」
殺せんせー「どうも…
昨日から身体の調子が少し変です」
殺せんせーがそうつぶやくと
ガラッと教室の扉が開き、寺坂が入ってきた
殺せんせー「おお!寺坂君!!
今日は登校しないのかと心配でしたぁぁ!!」
一瞬で寺坂の前に来て
鼻水をまき散らしながら殺せんせーは言ったが
鼻水まみれになった寺坂は
昨日、シロに言われたことを思い出していた…
シロ「昨日、君が教室に撒いたスプレー缶は奴だけに効く、スギ花粉みたいなものだ。
触手生物の感覚をにぶらせる効果がある。
そうした上で誘い出せ」
寺坂「おいタコ!
そろそろ本気でぶっ殺してやんよ。
放課後、プールに来い。
弱点なんだってなぁ、水が(微笑)
てめぇらも全員、手伝え!
俺がこいつを
水の中に叩き落としてやかったからよぉ!」
前原「寺坂ぁ
お前、ずっと皆の暗殺には協力してこなかったよな?
それをいきなり、お前の都合で命令されて、
皆が「はい、やります」と言うと思うか?」
そう不満そうに前原が言い放つが
寺坂「別にいいぜ、来なくても。
そん時は俺が、賞金の100億独り占めだ」
寺坂はそう返し、教室から出て行ってしまった
吉田「何なんだ…あいつ」
村松「もう、正直ついていけねぇよ」
元々つるんでいた吉田と村松がそうつぶやく中…
ケイト(竜馬…)
それにつられて、外へ歩き出す人が…二人いた
そんな中、E組の皆は
寺坂の暗殺に付き合う気がないようだったが、
殺せんせー「皆、行きましょうよ」
そう言いながら、粘液が流れていく
岡島「うわっ、粘液で固められて逃げられねぇ!」
殺せんせー「せっかく寺坂君が私を殺る気になったんです。
皆で一緒に暗殺して、気持ちよく仲直りです…」
殺せんせーの顔が粘液で埋まってしまった;
「まず、あんたが気持ち悪い!!;」
そうして、外では…