第20章 水泳の時間
殺せんせー「先生は大人な上に
漢字の漢と書いて、男の中の男。
この手の趣味も、一通りかじってます。
しかも、このバイク
最高時速300キロ出るんですって。
先生、一度本物に乗ってみたいものです」
殺せんせーがそう言うと
吉田「アホか!抱きかかえて飛んだ方が速いだろ!」
吉田君がツッコミを入れ、
ケイト「そりゃ違いない!^^
マッハ20だもんな!(微笑」
吉田「そうそう!^^」
『あっはっはっはっはっはっはっ!^^』
そう皆が笑う中…
そんな様子にいらついたように
寺坂が殺せんせーのバイクを蹴とばした。
「にゅやああああああああ!!!;(真っ青」
悲鳴を上げる殺せんせー
吉田「なんてことすんだよ!寺坂」
つるんでいた吉田まで寺坂に怒る始末
中村「謝ってやんなよ!
大人の上に漢字の漢と書いて、
男の中の男な殺せんせー先生が泣いてるよ!」
岡野&三村「「そうだそうだ!」」
寺坂「てめぇら虫みたいにぷんぷんうるせぇな。
駆除してやんよ!」
そう言いながら自分の机の中を探り
寺坂はスプレーを教室の床へ叩きつけて
爆発させた
真っ白になる視界に
びっくりする教室の中の生徒達
殺せんせー「寺坂君、やんちゃするのにも限度っていうものが…」
殺せんせーは寺坂くんを叱ろうとするが、
それさえも受け付けず、寺坂はいう
寺坂「触んじゃねぇよ、モンスター。
気持ち悪いんだよ!
てめぇも!!
モンスターに操られて、仲よしこよしのてめぇらも!!」
カルマ「何がそんなにいやなのかねぇ…
…気に入らないなら、殺せばいいじゃん。
せっかくそれが許可されている教室なのに」
カルマがそう口を開いた
寺坂「てめぇ、喧嘩売ってんのかよ!?
上等だよ、だいたいてめぇは最初から」
ひゅっ!ガシッ!
カルマ「ダメだって、寺坂ぁ。
喧嘩するなら、口より先に手出さなきゃ…(微笑」
口を掴み、人差し指を立てるカルマに対し
「離せ!」とカルマの手を払って
寺坂「くだらねぇ」と、教室から出て行ってしまう。
寺坂の行動にE組の皆は不満そうだ。
前原「なんだよあいつ…」
磯貝「一緒に平和にいられないものかな…」
ケイト「竜馬…」