第4章 田中恵土(たなかケイト)
杉野「なんか…アコーディオンみたいだな;」
茅野「あ。それ解るかも!^^」
ケイト「高さ30㎝か」
渚「50㎝だよ?;」
カルマ「1㎝で100ページ。
とすると…5000ページ
40枚綴りだから、125冊使ってるってことか」
寺坂「よくやったな;」
ケイト「できるかなぁって興味本位で^^
家で写生の撮影会でもしようかなぁ(にやにや」
茅野「いいね(微笑)
どうせだったら、この後皆で一緒に行かない?」
『賛成~』
寺坂「俺はパスだ」
ケイト「いいよ。
ここで見せた時
効果音を口ずさみながら、やってたから^^」
寺坂「…何で、お前はそうなんだよ…」
ケイト「?」
寺坂「俺が、こんな風になっても…
いっつもいっつも…
昔の時と同じように接してきやがって」
ケイト「そりゃそうだ。
だって、竜馬は竜馬じゃん(微笑」
寺坂「冷たくされようが、ツッコまれようが…
何でだ…俺は…お前を…」
ケイト「過去よりも今。
楽しんで生きようよ。
死んだ両親が、それを望んでる。
過去は変わらなくても、今は変えられる。
だからさ…
いつまでも、それにとらわれないで(微笑」
その裾を掴む姿を見て、俺は…
寺坂「解ってるんだよ…
もう…小さい時のお前じゃないってことは…)
そうかよ。じゃあな(手を振る」
それを振り切り
背を向けたまま、手を振って去って行った…
ケイト「またね~^^」
やっぱり…
俺は、昔からこいつに惚れてるのかもしれねぇな(微笑)
そんな気分の中…あいつ;
ケイト「小さい時みたいに
泊まりに来てもいいからね~!^^」
寺坂「ひとこと余計なんだよ!!;」
ツッコんでも…
笑ってやがる…
昔と…あの時と同じように…
何一つ変わらず、俺を笑って受け容れやがる…
だから…
こいつだけは…どうしても、嫌いになれねぇ…