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非日常パラダイス・第一部 【暗殺教室】

第19章 覚醒




『どこまでも優しい奴よ…(微笑)


それでいい…

真っ直ぐ、進め…


己の信じる道に

愛を持って、携わってくる者たちと共に…


自らの…

その、信念を持って…


私のことは、許さなくていい。


前に進め』


ケイト「…違うだろ。


今まで…

幾多の魂を受けて、育ってきた。


傷も、死に掛けたこともあった。


それでも…

その全ての魂のおかげで、今がある。


食べてきた植物も、動物も…

それまでの魂が全て、宿っている。


今までの、祖先たちの魂も…全部が

全部が、ここに宿っているんだ!!!


あんたから生み出された魂が!」

自分の胸を叩きながら宿っているといい

叫ぶケイト


『確かに…

私は、始祖神という存在であって


天之御中主神というのは、人が付けた名前だ。


だが…許されぬことをした』

ケイト「だがもくそもあるか!


あんたが…

愛を持って接してるって事ぐらい解る!!


愛しているからこそ、試練を与える!!


愛しているからこそ、生み出した!!


愛しているからこそ

今まで消さずにいたんだろ!!??この世界を!!


なら…

そんな風に謝ったりすんな!!!


そんな程度の想いじゃないっていうんなら

謝らずに、それごと私に託せ!!!!


力だけを託すんじゃなくって

私にも、背負わせろ!!!!!」


その胸ぐらを掴みながら叫ぶケイトに

始祖神は目を見開きながら驚いた。


ケイト「私は…あんたの子孫だ!!!

その力の責任ぐらい、私が背負う!!!


未来は、あんた一人で形作られてるわけじゃない!!!


皆で紡ぎ、繋げ続けるものだ!!!」


『ふっ…(微笑)

(14にして、ここまで悟るか…

大したものだ…)


お前なら…全てを託せる。


任せたぞ…(微笑」

ケイト「頷く)ああ!

任せとけ!!(微笑)


あんたの意思も意志も死なせない!!


共に生きるんだ!!!(真剣」


そう叫ぶと共に…

白い光に包まれた…

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