第19章 覚醒
ドックン
その時、力が脈打つのを感じた…
ケイト「力も生きている!
あんたの意思と共に!!」
『やはり…お前は、似ている…
我が妻、アズマに…』
そう微笑みながら…
天之御中主神の姿は薄れ、消えていく。
『なあ…アズマ…
お前の意思は、ここに生きているぞ…(微笑』
消え入りそうな声で微笑みながら言うと同時に
ケイトの左手の甲に現れた紋章と一つになる。
ケイト「激しく燃え上がる想いよ!
今ここに、真の姿を見せよ!!
偉大なる力を示し、全てを共に護り抜かん!!!
発動!
グレートバーストモード!!」
その言葉と共に…
ケイト「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」
その時、全身から凄まじい勢いで
激しく穏やかな
今までで一番、絶大な力が呼び覚まされ(覚醒)
それと同時に、自身の力と一体化した。
その姿は…
白く、眩く、神々しく…
白い、人型のものとしか解らなかった…
そうして…
どごぉん!!
ケイト「ぷはぁ~!
やっと出た;」
茅野「…えっと;
祠、壊しちゃっていいの?;」
ケイト「あ!;(ガーン」
カルマ「すぐ直せるんじゃないの?」
ケイト「うん^^;」
そういうと同時に、瞬時に直った。
渚「…わあ。
満天な星空だ(微笑」
茅野「まるで、帰ってきたのを
祝福してるみたいだね^^」
カルマ「そうだね(微笑」
ケイト「ただいま…皆…(微笑」
そうして…
見つからぬ殺せんせーを探しに、歩いて行く。
殺せんせー「にゅるっふっふっふっ。
やっと帰ってきましたか(微笑」
ケイト「この声は…!」
振り向くとその先にいたのは!…
殺せんせー「先生、待ちくたびれましたよ(微笑」
三人『猪や熊に襲われてるーッ!!!!・・;』
カルマ「あっはっはっはっはっ!^^」
ケイト「笑ってる場合か!;」
そうして…
長い夜を超え…
夜明けを迎えるのだった…