第19章 覚醒
『気力の試練、クリアだ。
この試練を3分40秒で終わらせたのは
お前達が初めてだ』
ケイト「そりゃどうも!
渚…無事なんだろ?
すぐ助け出しに行くから待ってろ!!(拳を目の前で握る」
渚「ケイトちゃん…」
『さあ、階段を上って来い。
最上階、8つ目に私はいる』
ケイト「解った!!」
しかし、渚の声は
檻からの声は…届かないようにされていた。
走って階段を駆け上っていき、
扉の前に着く三人。
茅野「あと、半分だよね?」
カルマ「今で5つ目だね」
ケイト「次をクリアすれば、あと3つだ!」
そして…扉が開いた
ケイト「?何も言われてないのに開いた?;(首傾げ」
『次は、闇の試練だ。
心の奥に潜む闇に打ち勝ち、前に進めなければいけない。
何があろうと、正しくな…』
ケイト「解った!
どんな闇でもかかって来い!!
こちとら、どうなっても受け止めてくれる皆が居るんだ!
たとえどうなってもまっすぐ進んでやらああああああ!!!」
だあああああああああ!!!
茅野「ケイトちゃん!!??;」
カルマ「相変わらず、猪突猛進だよね;
信じてることに対しては(苦笑&溜息」
茅野「でも…
だから、居心地がいいんだよね(微笑)
ああいうケイトちゃんだから(微笑」
カルマ「微笑&頷く)うん。
じゃあ、俺たちも行こうか。
真っ直ぐに」
茅野「頷く)うん!^^」
だが…
出口に辿り着いたのは…
ケイト「あれ?
カルマ、カエデは?」
カルマ「?来てないの?」
ケイト「私が一番乗りだったよ?」
そう話していた直後…
ばたぁんっ!!
扉が閉じられた
ケイト「待てよ!まだカエデが!」
『闇にやられた。
お前たちは乗り越えた。
先に進むがいい』
ケイト「は?」
カルマ「次行くよ」
ケイト「でも…」
カルマ「二度目は言わないよ。
ほら。早く助けに行くんでしょ?」
ケイト「…わかった!(頷く」
苦しそうに顔を好ゆがめながら頷き
二人は、次の扉へと進みだした。