第19章 覚醒
四人『出口が出た!?;』
『ほお。お前たちが初めてだぞ。
これをクリアしたのは』
ケイト「偶然にもほどがあるだろ!!;
って言うかゾンビ!!
お前達空気読め!!!
私もカルマを愛してるって
言わせろぉぉぉーっ!!!!;(人差し指で差す」
三人『それよりも先へ進めぇーっ!!!!;』
ガシッ
ぴゅぅ~!!!!
三人は、ケイトを抱え
凄まじい勢いで、階段を駆け上って行った。
『力の試練、クリアだ』
ケイト「まずツッコミどころがあり過ぎるってとこからつっこませろぉー!!!;」
茅野「それやってたら1秒ごとにつっこまなきゃだよ;」
渚「そこまで多かったっけ!?;」
カルマ「というか
ケイトって何気にツッコミ名人だよね。
よくボケるくせに」
ケイト「ぼけてない!
ボケをやっているだけだ!!」
渚「しかも、年寄りのボケって勘違いしてるし;」
茅野「ツッコむって言うのは解るのにねぇ;」
ケイト「あ。そういう意味か;」
『階段を上り続けるがいい。
その先に、扉がある。
次は…知を試す試練だ』
ケイト「…知?;」
渚「知識って事かな?」
茅野「知恵って事かも」
カルマ「たぶん
戦闘で必要になる閃きとか?」
ケイト「…もう、ここまで来たからにはやるっきゃない!
最後まで行くぞ!!皆一緒に!!!」
そう拳を振り上げながら叫ぶケイト。
そうして…
辿り着いたのは…
ある紋章と
玉が13個あった。
ケイト「…この紋章…私たちの一族の!」
『風月流85代目よ。
この試練がとけなければ
中には入れん。覚悟して解くがいい。
試せるのは…一回きりだ』
ケイト「簡単だよ。
遠目で見れば解る。
六角形の部分で、円状に見える場所が12個。
そして中心の円がある。
それにくぼみがあることから推測して
円に引っ付いてる側6つ、内側の6つ。
最後に、中心の1つ!」
そう言いながらはめた直後
扉が開いた…