第19章 覚醒
真っ暗闇の中…
『わあああああああああああああ!!!!;』←落下中
茅野「なんでこうなったの!?;」
渚「さあ!?;
うまく進むようにしてたのは
僕たちを油断させるためなんじゃないのかな!?」
カルマ「どうでもいいけど
この勢いで落ち続けたら死ぬんじゃないの?」
ケイト「っていうか
何で落下中に話せるんだああああああ!!!!;」
↑
それぐらい長く落ちているから^^;
そうして…
岩に着地するが…
それは、トランポリンのように跳ねた。
カルマ「へえ。
大がかりな仕掛けだね」
ケイト「それ以前に…
山とか古墳どころか、それ以上におっこちたわ!!;
気分もテンションも!;」
カルマ「うまいね、それ(微笑」
ケイト「そう?^^//
じゃなくって!;」
『今からふたつ、選択肢を与える。
好きな方を選んで進んでいけ』
ケイト「ちょっとストップ;
今からふたつって…
皆とでも決めていいの?」
『ああ。好きにしろ。
ここに二つ道がある。
左は早く終わるが、危険な道。試練は8回。
右は遅く終わるが、安全な道。試練は30回。
どっちにする?』
ケイト「…皆はどうしたい?」
渚「ケイトちゃんに任せるよ」
カルマ「乗り掛かった舟だし。
先導はケイトでいいんじゃない?」
茅野「私もそう思うよ^^
ケイトちゃんが決めて」
ケイト「頷く)左の8回でお願いします」
『ほお…
何故、その答えを選ぶ?』
ケイト「私は…
皆の負担を、少しでも減らしたい。
ここに長居させれば
明日も授業がある皆に、迷惑をかけることになる。
だから…
私は、ここで迷うわけにはいかない。
危険だからって逃げることをいいとは思わない。
それ以前に
危険だろうが、安全だろうが
絶対なんて保証は、この世にはない。
私は、皆と一緒に道を切り開いていく。
その前に立ちはだかるのが
たとえ、己であったとしても…
己を切り捨て、前へ進む!」
そう叫ぶ、ケイトの瞳は…
どこまでも真っ直ぐだった…