第4章 田中恵土(たなかケイト)
殺せんせー「はい、というわけで。
問題を解いてもらいましょう、ケイトさん!
この答えは?」
ケイト「19」
殺せんせー「流石ですね!
その間も、しっかり書き続けて…
その取り組む姿勢も見事です(ピンク)
では、授業に戻りましょうか(平常に戻る」
ケイト「ジー」
カルマ「…?」
ケイト「カリカリカリカリ」
カルマ「?何書いてんの?」
そう聴きながら、のぞこうとするが
殺せんせー「こら!授業に集中しなさい!
ほら、ケイトさんを見て下さい!!
2、3ページ振り返りながら
ちょくちょく、こまめに書いてるじゃないですか!
カルマ君もできれば、ノートをとるなりして下さい!」
カルマ「え~;俺、ノート持ってないし」
殺せんせー「じゃあ仕方ありませんね…;(汗」
そんな中…
授業は進んでいき…
終わった直後
ばたんっ。
その猛烈に書き続けていたノートを閉じ
背もたれに、ぐたぁ~と横になっていた…
カルマ「ねえ、さっき俺見てたけど何で?」
ケイト「んー?
放課後には解ると思うよ^^」
カルマ「へぇ。何なの?(微笑)
気になるなぁ。教えてよ」
ケイト「ダメ。皆にも見せたいから
放課後は残ってね~^^(るんるん」
茅野「?何だろ?」
渚「さあ?でも…
授業中にしてたことと関係あるのかな…;」←意外と鋭い
そうして、授業中…
またも、
しゅしゅしゅしゅしゅしゅしゅしゅしゅしゅ
すっごく小さい音が響いていた。
『なんか…すっげぇ気になる!!;)』
殺せんせー「あの…ケイトさん;
もう少し、音を鎮めて下さい;」
ケイト「了解です」
すると
音が嘘のようにやみ、静かになった。
その直後…
渚(ちょっと気になって、ケイトちゃんの方を向くと…
音もならないほど、鋭く速く動き続けているのが見えた。
それは…皆も同じで…
気になって仕方がなかった…;)