第4章 田中恵土(たなかケイト)
朝
学校…
授業のチャイムが鳴って、席に座った後
ぽんっ
ケイト(?背中?)
何か背中に引っ付いており、とると…
ケイト「!…(ちらっ」
寺坂「ぷいっ)//」
ケイト「…
(『何かあったら、すぐに言え』か…
変わらないなぁ^^
さてと…こっちも書いて…」
こーん♪←丸めて投げつけた
寺坂「!?;(ギンッ」
ケイト(睨まないで、ほらほら)←投げたもの指さす。
渚(?何やってんだろ、二人して)
カルマ「?」
寺坂「!…ふっ」
ケイト「^^(にっかー」
そう笑うケイトに対し、僅かに微笑む寺坂。
その内容は…
『これからは、ちゃんと言うよ。ありがとう^^』
だった…
カルマ「ねえ、何やってんの?」
寺坂「あっ!?なんでもねぇよ!」
と言いながら、ぐしゃぐしゃと丸め
ゴミ箱へと放り投げた。
カルマ「へぇ。いらないんだ。
じゃあ、もらってもいいよね?(にや」
寺坂「ダメだ!!」
そうして…
そのメモ用紙は、寺坂が持つことになった…
渚(仲がいいんだ、あの二人…)
その後…
授業に入り…
ケイトが鞄を開けると…
寺坂「?(顔しかめる」
その隣の人が
その鞄を覗き込んで、驚いたように…
そこにあったのは…
『B6サイズ、40枚綴りの
青色のキャンパスノート』の山だった。
寺坂(何するつもりだ?あいつ;)
だが…
その作業は、角度的に見えるものじゃなかった。
ただ…
授業中のみ、猛スピードで
カリカリカリカリと書き続けていたことだけは…
確かだった;