第18章 異変
帰り道…
中村「へぇ~。
ケイトの血液型、A型なんだ」
ケイト「うん。
でもさぁ…
修学旅行で、こめかみやられて
出血多量になってたから
輸血しようとされた時、血が拒絶してたらしいよ。
血管に入るのを」
中村「流石;」
片岡「同じ血液型でも、質が違うからかもしれないわね」
ケイト「うん。
だから造血剤にしたんだって」
渚「へえ。
でも、無事で本当によかった(微笑」
茅野「そうそう。
皆、心配してたんだよ?^^」
ケイト「うっ;
ご心配をおかけしました。
誠に申し訳の次第も面目もありません;(土下座」
『とりあえず固くなるくせ抜け!!;(白目』
そんなケイトに対し
皆はツッコミ
ケイト「あっはっはっはっはっ^^」
朗らかで、快活な様子のケイトに
思わず、笑顔になる皆。
カルマ「ケイト。
よかったらおぶってこうか?(微笑」
ケイト「いいよ。
皆と、こうやって歩いて帰りたい^^」
渚「僕も、そう思うよ(微笑」
茅野「私もーッ!^^(挙手」
中村「皆、考えることは同じね!^^」
片岡「そうね(微笑」
倉橋「皆でお菓子食べに行く?」
中村「一昨日行ったばっかりでしょ?」
倉橋「あれ?そうだっけ?」
中村「忘れたふりをするなぁーっ!
このこのぉ~!(微笑」
倉橋「やめてやめてぇ~^^」
倉橋を腕を回し、ぐりぐりする中村に
倉橋は、腕を掴みながらきゃいきゃいとしていた。
そんな、いつも通りの平穏な帰り道のはずだった…
カルマ(やっぱり…皆が笑顔だと
本当に、心の底からの笑顔を見せるね(微笑))
ケイト「皆が笑顔だと、こっちまで笑えてくるよ^^」
中村「あんたの笑顔には負けるわよ!(ウィンク」
倉橋「ああ。それ言えてる!^^」
カルマ「^^」
それを見ながら、思わず満面の笑みを浮かべるカルマ…
だが…
突如…それは音もなく、急にやってきた…