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非日常パラダイス・第一部 【暗殺教室】

第17章 才能の時間




理事長「ここの教師の任命権は
あなた方、防衛省にはない。

すべて私の配下であることをお忘れなく」


その言葉に…

くそっくっそぉと叫び

最終的に、荷物を持って走り去る鷹岡。


それとほぼ同時に

理事長「一つ、少し話がしたいんだが…

いいかな?ケイト」

ケイト「ピクッ)…何ですか?」


理事長「…君がその気にさえなれば

私は、いつでもA組に戻せるよう手はずしておく。


君が、特別な人間だということだけは…

忘れない方がいい」


ケイト「…肝に銘じておきます。


ですが…

私の、椚ヶ丘中学校での居場所はここ…


私にとって

最も大事な皆が居る、E組だけです!


そしてこれは…

一生、譲るつもりはありません!!(微笑」


理事長「期待通りのいい答えだ(微笑))


その強靭な意志が、どこまで持つか…

君の行く末を、楽しみにしているよ(微笑」


軽く、右手をケイトの頭へ乗せ

それから何事もなかったかのように立ち去る理事長…



それらにぼう然とする生徒達だが、

鷹岡先生がクビということで
烏間先生が教官となることが決定し、

ケイトもまた、想ってることも含め


喜んだ。


殺せんせー「相変わらず、

あの人の教育は迷いがないですねぇ」

殺せんせーはいう


烏間「たとえば、
お前は…将来は殺し屋になりたいと

彼が言ったら、それでも迷わずに育てるのか」

烏間先生がそう聞く


殺せんせー「彼自身は気づいていないが、その才能がある。

答えに迷うでしょうねぇ。


ですが、迷わぬ教師などいない。


本当に自分のベストの答えを教えているのか、

内心散々迷いながら、
生徒の前では毅然として教えなくてはいけない。


決して迷いを悟らせぬよう、堂々とね。


だからこそ、かっこいいんです。

先生って職業は」

キランと輝かせながら、言う殺せんせー

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