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非日常パラダイス・第一部 【暗殺教室】

第17章 才能の時間



鷹岡「さぁ、来い!
(公開処刑だ…
すべて攻撃をかわしてから、しゃぶりつくす。

生徒全員が恐怖し、俺の教育に従うようにな)


渚は烏間先生が言った言葉について思い出していた。

烏間「いいか?

鷹岡にとって、この勝負は見せしめのための戦闘だ。

対して君は暗殺。
強さを示す必要もなく、ただ一回当てればいい。

そこに君の勝機がある」

それでも、本物のナイフを持っていることで

渚は心臓の音が高鳴る。


鷹岡(そろそろ気づいたな。

刃物を持つとはどういうことか。


本物のナイフで人を刺したら死んじゃうよ。

こんなもの、本気で使えない…と。


俺はなぁ…それに気づいた
青ざめるど素人の顔が大好きなんだぁ…)

舌なめずりしながら思う鷹岡


渚(…僕は本物のナイフを手にどう動けばいいのか、迷って…

烏間先生のアドバイスを思い出した。

…そうだ、戦って勝たなくたっていい。


殺せば勝ちなんだ。


だから僕は笑って、普通に歩いて近づいた。

通学路を歩くみたいに、普通に)


笑顔で歩いた渚は、鷹岡にぶつかり


その瞬間、渚は鷹岡先生に刃物を向ける


渚「そこで初めて、鷹岡先生は気づいた。

自分が殺されかけていることに。


そして、ぎょっとし、体勢を崩した。


誰だって、殺されかけたらぎょっとする。


殺せんせーでも、そうなんだから。


重心が後ろに偏っていたから、
服を引っ張って転ばし、仕留めにいく。


正面からだと、防がれるので背後に回って…


確実に!)


……捕まえた(微笑」


鷹岡の後ろにまわり

ナイフのみねを首に突き付ける渚。


その暗殺に、一同は驚きを隠せなかった


ケイト「ヒュー♪

流石(にや」


なんとなく

渚の、その才能を察していた一人を除いて…


誰も、予想外の現状に

言葉を出す事が無かった…


渚がふと、話し出すまでは…

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