第17章 才能の時間
鷹岡「な?
お前は、父ちゃんについてきてくれるよな?」
淡々とした語り口で、神崎にそう聞くが…
神崎「は、はい。
あの…私」
立ち上がりながら言う…
神崎「私は嫌です。
烏間先生の授業を希望します^^(汗」
汗と共に、笑いながら…
だが…
舌なめずりしながら、鷹岡は
神崎「あっ!!」
ケイト「くっ!!」
神崎を叩き
駆けつけたケイトは咄嗟に
その神崎を受け止めた。
ケイト(よかった…
クッションが間に合ったおかげで
そんなに腫れてない)
前原(もうちょっと苦しむ振りしてろって…;
テレパシーで言われてもなぁ~;
流石、神様の力;
さっきまでの痛みが、嘘みたいに消えてら。
あいつの言ってたこと、信じればよかったな…;)
まだ少し苦しそうに、お腹を抱えている前原と
「あっ!!」
「神崎さん!!」
飛ばされた神崎へ駆けつける、杉野と渚。
ケイト「大丈夫か!?有希子!」
神崎「うん。k
ケイト「そこから先は言わないで(小声」
神崎「頷く)…」
その間、鷹岡はしゃべっていた
鷹岡「お前ら、まだ分かってないようだな。
はい、以外はないんだよ。
文句があるなら、こぶしとこぶしで語り合おうか。
そっちの方が父ちゃん、得意だぞ~」
腕をぐるぐる回しながら言う鷹岡に対し
烏間「やめろ!鷹岡!」
烏間先生の声が響いた。
鷹岡「ん?」
烏間「大丈夫か!首の筋に痛みはないか?」
神崎にそう聞く
神崎「大丈夫です…」
烏間「前原君は!」
前原「へ…平気ッス」
少し辛そうに、前原はそう言った
鷹岡「ちゃんと手加減してるさ、烏間ぁ。
大事な俺の家族だ。当然だろぉ?」
何も悪いことはしてない風に言った鷹岡に
後ろから声がかかった…
殺せんせー「いいや!
あなたの家族じゃない…
私の生徒です!」
怒り心頭の殺せんせーが現れた。
それにE組の生徒は
『殺せんせー』と、ほっと息をついた