第17章 才能の時間
翌日…
朝…
渚「いよいよだね、鷹岡先生の授業」
茅野「楽しみだよね(微笑」
ケイト「…」
茅野「どうしたの?ケイトちゃん。
眉間に皺寄せながらうつむいて。
ケイトちゃんらしくないよ?^^」
ケイト「気に食わねー」
『え?』
そのケイトの言葉に、皆は驚いた…
ケイト「…私、あの人嫌いだ」
片岡「え?何で?」
倉橋「めちゃくちゃ優しそうな人じゃない(微笑」
ケイト「…考え過ぎかな…
あの人、裏側がすっごい怖いんだ…
背筋が、凍るぐらいに…;(汗」
前原「裏側って…
どういうことなんだよ。
野生的な勘みたいなものか?」
いぶかしげな顔をする前原
ケイト「解んない…
解んないけど…
何か…そんな感じが」
杉野「気のせいなんじゃねぇの?
大丈夫だって^^」
そうして…
体育の授業となったのだった…
鷹岡「よぉ~し!集まったな!
今日からはちょっと厳しくなると思うが、
終わったらまた、うまいもん食わしてやるからな(微笑」
そういう鷹岡へ
中村「もう。
そんなこと言って、
自分が食いたいだけじゃないの?」
中村がそう言う
鷹岡「まぁな。
おかげさまで、この横幅だ(微笑」
お腹に手を当て、そう茶化すようにそう言い
皆は笑った…安心したように
渚(やっぱり…
ケイトちゃんのは、考え過ぎだったみたい)
所変わって、職員室では…
ビッチ「あんたはいいの?これで。
なんかわざとらしいのよ、あの男。
カルマなんて、とっととさぼり決めこんでるわ」
ビッチ先生が、そう烏間に言うが
烏間「空挺部隊にいた頃の同期だ。
教官としては、俺よりも優れていると聞いている」
ビッチ「ふーん」
烏間「見事に、生徒の心を掴んでいる。
あれなら、訓練を捗るだろう。
俺のやり方が間違っていたのかもしれん。
プロとして、一線を引いて接するのではなく、
あいつのように、家族のごとく接した方が…
ん?
!!」
烏間先生は、そういいながら
ふと次の写真をクリックし
写真にある惨状に、思わず絶句した…