第3章 赤羽業(あかばねカルマ)
殺せんせー「どうせなら
一緒に上った方が早いんでしょうが…
今このままやったら
カルマ君とケイトさんが衝突してしまいますし…;
困りましたねぇ;
あ、そうだ!)
ケイトさん!ロープから手を離して下さい!!
蛇がすぐ近くにいますよ!!」
ケイト「え!?蛇!?
どこどこ!?(キラキラ&きょろきょろ」
聞いた途端に
ロープを握ったままきょろきょろしまくるケイトに…
カルマ「…;蛇好きなんだ;ははは(苦笑」
思わず苦笑するカルマ。
殺せんせー「うぅ~ん。なら!)
ゴキブリがいます!!」
ケイト「きゃああああああああ!!!!!;(ぴょんっ」
↑
ロープを離して飛んだ
カルマ「…え?(ぽかん」
↑
予想外の反応に、反応できない
殺せんせー「ぬるっふっふっふっ(微笑」
↑
してやったりという顔
ケイト「うわぁ~!;」
ぼよよぉ~ん。
結果的に…
カルマの上に、覆い被さるように
ケイトは、殺せんせーの触手に捕まっていた…;
ケイト「うわっ!;ねばねばしてる!!;」
殺せんせー「大丈夫ですよ、害はありませんので(微笑」
その直後
崖の上へと、二人を連れて戻る殺せんせー。
渚「カルマくん、平然と無茶したね」
カルマ「別に。
今のが
考えてた限りじゃ、一番殺せると思ったんだけど…」
殺せんせー「おや?もうネタ切れですか?
報復用の手入れ道具はまだたくさんありますよ。
君も案外、ちょろいですねぇ(にやにや」
ケイト(他は解るけど、何で猫耳まで?;)
カルマ「殺意が湧いてくる。
けど…さっきまでとは、なんか違う)
殺すよ、明日にでも(微笑」
殺せんせー(健康的で爽やかな殺意…。
もう、手入れの必要はなさそうですね)
そんな二人は…
自ずと、微笑んでいた。