第15章 番外編:GWの時間
ケイト「なあ…カルマ…
私が、悪いんじゃないの?;
私がいたら…
いけないんじゃないの?;」
カルマ「はあ;
また振り出しに戻ったような気がする;
でも…
それだけ、心の傷が深いってことだし
俺が何とか…
その傷だらけの心を護らないと…)
違う。
ケイト…
俺以外の人間は無論、俺とは違うから
一緒くたには言えないけれど…
俺は少なくとも、それで化け物なんて思わない。
これから先、どんな力を見せようが…
俺は絶対、ケイトを手放さない」
ケイト「!!
…カルマ(ジーン」
カルマ「どんなことがあっても…
俺は、ケイトを信じているし…
誰にも、渡したくなんかない。
だから…
そんな風に不安にならなくていいよ。
俺は一生、ケイトと共に居る。
一生の約束だよ(微笑」
そう、俺は
小指を立てながら、笑いかけた…
すると…
ケイト「…うん!^^//(にかっ」
俺の見たかった
大好きな笑顔を向けてくれた…
同じように、小指を立てながら…
そういう風に、大事にしようとする所も
それだけで、全部を決めつけようとしない所も…
その全部が、好きなんだ…
その全部に、俺は惚れた…
そう、解った気がした…
カルマ「と言ってもまあ…
たまに授業をさぼる時は、無理かもだけれどね^^」
「ケイトは、授業を真面目にうける方だし」
そう言葉を付け加えながら言う俺に
言う言葉はもう、決まっているのかもしれない…
ケイト「ダメだよ!
授業はちゃんと真面目にうけないと!」
カルマ「やっぱり、こう来たか(ぼそ」
ケイト「?(首傾げ」
そういう真面目っぷりもまた…
からかい甲斐があるんだよね(微笑)
そう思いながら
ケイトを引き寄せ、布団に引き込んだ…
カルマ「もう寝るよ?
今、夜中の12時半だし」
ケイト「うん(微笑」
そうして…
眠りにつくはずだった…
けれど…