第15章 番外編:GWの時間
その後…
ケイト「ふぅ~。
勉強もひと段落した所だし…
バスケでもしない?」
カルマ「いいねぇ(微笑)
そういえば、リビングからも出れたっけ」
渚「でも、音が響くんじゃないの?」
ケイト「それに関しては大丈夫。
バスケのハーフコートの範囲の地面は
全部、音が出たり響かないようにしてるんだから」
茅野「そうなんだ。
だったら、一杯できるね!^^」
ケイト「リングだって
激しい音もならないような特別品だし
前まで使ってたのも同じタイプでさぁ…
母さんとよくやってたよなぁ…
父さんとは格闘術ばっかり
じっちゃんとは囲碁
ばっちゃんとは
自然を自在に扱う弐式=神法とか、神術…
一族に伝わる極秘裏文書とか…
一杯…あったな…」
殺せんせー「ぬるふふふ。
過去の感傷に浸るよりも、今を楽しみませんか?
バスケでも一緒にしましょう。
あなたが負けるか、楽しみですね(にや」
ケイト「負けないよ。絶対に…」
そうして…
4日も同じように、勉強した後で
暗殺や、バスケをしていた…
その4日の時…
ケイト「ふれあいの里へ行こう!」
三人『?』
晩ご飯を食べてる時、いきなり言ってきた。
渚「えっと…どこ?;」
ケイト「大阪狭山市!」
カルマ「いやにこだわるねぇ、そこ」
ケイト「…じっちゃんが
生まれ育った所だったんだ…
そして…
じっちゃんとばっちゃんがあった場所だから…
で、食事の味付けも全部そっちのなんだよね^^;
おかげで、薄味呼ばわりされたりしてさぁ。
それで、父さんも母さんもじっちゃんもばっちゃんも
濃い味にしようかって相談してくれたんだけど
私は、皆に少しでも長生きしてほしいから
薄味でいいって言ったんだ。
濃い味って、体には悪いからさ。
塩の取り過ぎは高血圧とか、体に悪いし」
なるほど…
だから、大阪狭山市に行きたがってたんだ…