第15章 番外編:GWの時間
5月3日
ケイトの家…
カルマ「ん…ふあぁ~」
伸びをしながら起きると…
やっぱり、まだ眠ったままのケイトがいた…
あ…
昨日言ってた罰ゲーム、忘れてた
(ナレ「言い出した張本人なのに」うるさい)
その頬を撫でると
少し、寝返りを打った…
何でか…
とっても可愛らしいと思った…
といっても
今日はケイトが予定している
勉強する日なんだろうけれど…
ケイトが言うには
思いっきりリラックスしてから
勉強をした方がはかどるとか…
で、3日と4日は勉強。
その後の5日はまた、別の場所でまったり
6日は好きなことを気ままにって…
…ケイトの計画性を言うと…
ハッキリ言って、おおざっぱなんだよね…;
その割には…
ノートの纏めは、すっごく綺麗で…
A3キャンパスノートの
1ページ毎に、右5㎝の範囲には…
その当時、どんな会話をしたかとか
その時、誰がどんな反応をしたかまで書いてるし…
本人に聞いたら…
ケイト「転入してばっかりだし
こうでもしないと、誰が誰かなんて覚えられないから」
細かいんだか大雑把なんだか
解ったもんじゃない…;
無論、それを見せたら…
ツッコむ人たちが、ほとんどだった…
中には面白がってる人もいたけれど…
!
そういえば…
昨日、勉強するって言ってたけれど…
一体、何の科目を?
って、それよりも
この寝坊助さんを起こす方が先か(微笑)
カルマ「ケイト
起きてって…ケイト」
そう肩をゆすったが
無論、『ん~っ』と身じろぎするばかりで
全然起きてくれないから…
ここで罰ゲームを実行しても
別にいいってことだよね?(にや)
チュッ
そうして…
ケイトの頬に、目を覚ますまでキスし続けると…
ケイト「…ん?…(ぼー)
(ごしごし)…はっ(気付いた)…
きゃああああああああああああああああ!!!!!」
声でか過ぎw