第15章 番外編:GWの時間
それから、お風呂に入り
高い方の牛乳を飲んで(とってもおいしい)…
エレベーター前に集合し、二階の食事処へ…
ケイト「かぁ~!!
やっぱり、ここのざるそばおいしい!!^^」
カルマ「じゃあ、一口頂戴(にや」
ケイト「いいよ^^はい」
当然のように差し出すケイトに…
カルマ「羞恥心ってある?//」
ケイト「?どこに恥ずかしがる要素が?(きょとん」
左右に隣同士、全く恥ずかしがらないケイトに対し
軽く頬を赤らめるカルマ。
そんな二人を見ながら…
茅野「ねえ、渚」
渚「ん?」
茅野「ケイトちゃん…
絶対に、間接キスだって気づいてないよね?;」
渚「…だろうね;(苦笑」
茅野「…カルマ君、大変そう;」
渚「どっちも大変そうだと思うよ?;
色んな意味で(苦笑」
それでも…
楽しそうだと、苦笑交じりに内心思う渚だった…
その後…
食べ物を分け合いながら、ワイワイと盛り上がり
笑い合った中で…
花火があがった…
どぉん!
茅野「わぁ~!きれい^^」
渚「うん!(微笑」
カルマ「そういや、8時から
狭山池祭りの花火って言われてたっけ(微笑」
ケイト「窓際の席にしといてよかったね^^
撮影撮影っと!♪」
スマホを取り出し、撮影しだすケイトに対し…
茅野「ケイトちゃんって、幸運の女神だよね^^」
渚「うん。
ここの席だって、ケイトちゃんが言い出したところだし」
カルマ「ケイトって、本当に運がいいよね」
ケイト「?そうかな?」
渚「?何が?」
ケイト「だってさ…
それ以外じゃ、色んなものを失ってるんだ…
両親も祖父母も…
これから先、色んな想い出を形作るはずだった…
それでも…
もう、一緒にはいられない。
死んじゃったから…
もっと、大切な人との
楽しい日々を増やすことなんて、出来ない」
その想いの中
花火は変わらず、あがっていく。
人生の中で、僅かに輝く
楽しい想い出のように…
ひと時の輝きと共に…