第14章 球技大会
ケイト「動きのキレが鋭くなった!
これ以上マンツーマンしても、
体力の消耗が激しくなるだけ)
皆!マンツーマン解け!
各々補い合っていくぞ!!」
『はい!!』
理事長(流石だね。
考えと、対応が早い(微笑))
その後、またもスリーを決められる上
倉橋のディフェンス側のファールで
部の方にフリースロー、1点がプラスされた。
倉橋「ごめん;
うっかりやっちゃった;」
ケイト「気にしない!
次取り返す!
落ち着いて、全力でプレイしよう!(微笑」
倉橋「頷く)うん!(微笑」
そして…
ケイトにパスされた直後
凄いマークが入られる…
理事長「…そろそろかな」
寺下「え?」
理事長「…マットの準備、頼んでもいいかな?」
「は、はい」
部員に頼み、マットを出し
敵陣のゴール下の先にある壁へ立てかけようとする理事長。
片岡「ケイト!!
あと10秒でバイオレーション!!」
ケイト「24秒ルールか!)くっ」
24秒ルールとは…
オフェンス側は、ボールを受け取ってから
24秒以内にシュートをしないといけない。
もしできなかったら
24秒バイオレーションが宣告される。
ケイト(こうなりゃ…)
がばぁっ!!
思いっきり振りかぶり
敵陣のボードへ投げつけた。
理事長「ふっ
(完璧なタイミングだ(微笑」
その頃、
壁にはマットが立てかけられていた…
その直後、
各々へマークがついていたのだが…
ケイト「うおぉぉぉーっ!!!」
凄まじい勢いで、両足跳びの
ミサイルジャンプ10連撃で、
一気にスリーポイントラインへ。
茅野「残り7秒!!!」
ボードに叩きつけられたボールが
床につき、跳ねあがる…
そのボールを、フリースローラインから両足で跳び
空中で取りながら…
ケイトは、両腕ごとボールを
高々と、上へ持ち上げる。
「まさかフリースローラインから!!??」
「無理だろ!!!;」
ケイト「くわっ)でやぁぁぁーっ!!!」
ダァァァァァンッ!!!!!
見事に…
両手によるダンクを叩きつけた…