第14章 球技大会
理事長(なかなか点差が縮まらない…
彼女が、そう指揮しているからか)
そんな折、タイムアウトを取ったのは…
E組だった。
ケイト「ナイス、片岡さん」
片岡「ケイトのリードがうまいからよ。
メグって呼んでいいから(微笑」
ケイト「頷く)解った」
中村「にしても
べったりマークがうっとおしいわね;(溜息」
汗をぬぐいながら、ベンチで呟く中村。
ケイト「仕方がないよ。
それを破らなきゃ、どうしようもないんだから。
バスケ部だって、そうしてきてるんだし。
でも、いい動きだったよ。
中村さんのおかげで助かった^^」
中村「いやぁ^^//」
嬉しそうに頬を赤く染めながら
後ろ頭をかく中村。
ケイト「岡野さんも、ナイスプレーだったよ。
ばっちし!ディフェンスも避けて決めてたし」
岡野「でも…ここで引くとは;(ぜぇぜぇ」
息を荒らしながら、多少肩を落とす岡野。
ケイト「体力はある分、温存しておく方がいい。
回復しといて^^」
岡野「うん;」
ケイト「速水さん、
デイフェンスの動きに合わせて避けながら
一つ一つ、確実に決めて行こう!」
速水「頷く)わかった」
ケイト「カエデ、うまい具合にいけてたよ。
相手が迫ったと同時に
瞬時に低いドリブルへ切り替え
切り込んでいくと同時に
レイアップの構えをして、ブロック2人を飛ばさせ
それと同時に、空いた選手へ投げ、決めさせれたし。
自分ででも、レイアップもジャンプもできてたし」
茅野「ん~;
でも、あんまり役に立てなかったかも;」
ケイト「何言ってんだか。
そのおかげで、皆の得点が繋がったんだ!
自信を持っていい!練習が完璧に生きているってこと!」
茅野「ぱぁ)うん!
ありがとう^^//」
そう嬉しそうに笑顔を見せた。
ケイト「皆の動きは、完璧に近い!
この調子で、バシバシとっていこう!」
E組『おおーっ!!(拳振り上げる』
少し、茅野が体力切れを起こし
機動力が落ちたため、PGを倉橋に交代。
岡野と中村もまた、
激しいディフェンスによって体力を消耗。
SGを速水に、PFを矢田に交代した。