第14章 球技大会
渚「なんか…本当に変わったよね;
こういうこと、全然しなかったのに(ぼそり」
茅野「そうだね^^;」
杉野「でもさ…
すっげぇ生き生きしてるよな(微笑)
昔までだったら
絶対、何やってんだって軽くしかしないだろうし」
神崎「本当は…
出したかった自分を、押し殺し続けていただけなんだよね。
ずっと…誰にも受け入れられなかったから
出したらいけない。嫌な思いをさせる。
そんな思いばかりで…
それでも、受け入れてくれたから…
ここに居たいって望んで、残っているんだよね」
そう、ケイトを見ながら微笑む神崎。
それに、自ずと三人は頷いていた。
前原「って言うか、60㎏もあったのか…;」
ケイト「気が付いたらそうなってた;
筋肉頑張って、自在に扱いこなす練習ばかりしてたら
その動きをより速く鋭く強く出来るようになって
…今現在、60㎏;」
前原「それなのに、すげぇ跳躍力だなぁ;
同じ60㎏でも違うんだなぁ(ちらっ」
原「むっ)…それ、私へのあてつけ?」
前原「違うって!;
俺、67㎏だけど…跳躍力あれだからよ」
そう汗をかきながら顔をそらす前原に対し
ケイト「むかっ)あのなぁ…
体重なんて関係あるかぁ~!!!!」
前原「ぎゃあああああああああああ!!!!;」
バックドロップを決めるケイトだった…;
ケイト「原さんは太くないわ!!(ぷんぷん)
原さんが太いんだったら、私も太い!!
言った直後に、女子の侮辱と思うから
その時は覚悟しろぉ!!!(ビシィッ!!」
原「いや…;
そこまでしなくてもいいんじゃない?^^;」
ケイト「甘い!!
嫌なら嫌と、真正面からぶつかるべきだ!!(拳握る」
前原「お前の力…強いってこと;
ちゃんと把握した上でやってくれ…;(痙攣中」
苦笑する原と、燃えるケイトと
沈没する前原だった…;