第14章 球技大会
倉橋「ボールハンドリングって?」
ケイト「V字ドリブル(両手片手で縦横)
細かいドリブルなど
掴んだ状態でボールを自在に扱いこなす技能のこと。
岡野さんが適任かもしれないな。
元体操部だし、その扱いで
相手チームをうまく翻弄できるかもしれない」
岡野「え?私?」
片岡「確かに、向いていそうね(微笑」
茅野「それより…
カットインとか、ペネトレイションって?;
ダンクは聞いたことあるから解るけど;」
ケイト「カットインって言うのは
ボールを持ってない選手が、
パスを受けるために切り込むこと。
ペネトレイションって言うのは
相手の陣地の長方形部分に切り込むこと。
その長方形エリアでは
オフェンス側のプレイヤーは
この区域内に3秒を超えてとどまることは出来ないんだ」
矢田「すっごい博識~」
ケイト「まずは
知識を身につけないと話にならないからな。
最初の内は、バスケという競技を理解してもらう。
今日一日でな。
二日目からは、
実技を取り入れて、体で覚えてもらう。
大丈夫?」
『OK!(微笑』
ケイト「次にスモールフォワードだ。
コート内では得点を取ることを主な役割とし、
ドライブで抜けたり、外角からシュートを入れたり、
速攻やリバウンド争いにも参加できる
オールラウンドな能力が要求される。
様々な状況に対応でき、融通が利くポジションのことだ。
できれば…
片岡さんにお願いしたい」
片岡「頷く)解ったわ。
でも何で?」
ケイト「外でも内でもシュートできてたし
ドリブルもできて、身長が高い分リバウンドには有利。
だから、センターよりもスモールフォワード向きだと思った」
『…納得』
ケイト「次、パワーフォワード。
コート内ではゴール下での守備、得点を主な役割とし、
リバウンドやゴール下での得点能力など
パワフルなプレーが求められる。
オフェンス技術としては
スクリーン、ピック・アンド・ロール、
リバウンドに競り勝つために必要な
ボックスアウトなどの技術を身に付けてる選手がいいな」
茅野「また解らない単語が増えた!!;(白目」