第14章 球技大会
球技大会に参加する
男子生徒を鍛え上げるコロ監督
それと同様に、
ケイトもまた、監督を任命され
球技大会に参加する
女子生徒を鍛え上げることになった
ケイト「いいか?
バスケには、
野球と同じように、役割分担されたポジションがある。
具体的にあげていくと
PG(ポイントガード),
SG(シューティングガード),
SF(スモールフォワード),
PF(パワーフォワード),
C(センター)と、五つのポジションがある。
PG(ポイントガード)とは
『チームの司令塔』の役割を担い、
オフェンス時には
優れたドリブルテクニックでボールを敵陣に確実に運び、
ディフェンス時には
布陣や味方の状況を広い視野を持って、的確に把握し
味方の得点を、アシストしなければならない」
茅野「質問~。
オフェンスとディフェンスって何?;」
ケイト「オフェンスって言うのは
自チームがボールを持っていて、攻撃する時。
ディフェンスって言うのは
相手チームがボールを持っていて、防御する時」
茅野「だからオフェンスとディフェンスかぁ」
ケイト「ちなみに、アシストって言うのは
自チームの得点につながるパスな。
パスした相手がショットやダンクを決めて
1アシストって、カウントされるんだ。
ショットってのは、シュートのこと」
『へぇ~』
ケイト「シューティングガードは
コート内では、3ポイントなど
長距離からのシュートを得意とし、
得点を稼ぐ役割を担う。
また、スピードを活かして
カットイン、ペネトレイションを得意とする選手も多い。
一般に、このポジションの選手は
ポイントガードの選手よりも身長が高く、
ショット回数もポイントガードより多くなる。
またフリーでショットを打つために、
相手の少なく護りが弱い場所=ウィークサイドで待ったり
味方のスクリーンを活用するなど
戦術によって役割も異なる。
ポイントガードの補佐も行うため、
ボールハンドリングやパス、
高い位置での判断力に優れた選手が務めることが望ましいんだ」
茅野(また解らない単語が出てきた…;)