第14章 球技大会
殺せんせー「ケイトさん。
私は、男子の方の野球に専念しますので
ケイトさんは、女子バスケの監督をお願いします^^
餅は餅屋…
元NBA選手の実力を見せて下さい!!」
ケイト「実は私、まだNBA選手じゃないんだ;」
『ええ!!??;』
ケイト「私…
エヴァン爺ちゃんがNBA選手で
まだ監督やってるんだ。
それで…
興味本位で、大人5人レギュラー陣とやらされて…
当時は
シュートやドリブルや
ダブルクラッチしか知らない、初心者だから
とりあえず、試合場所はミニバスのコートで
その動きを見切ったり、真似たり…
それで…
当時10歳半で143.6㎝だったんだけど
ダンクしたり、レイアップしたり、
母さんから教わったダブルクラッチしたり…
最終的に動きを見切ることに集中し過ぎて
トリプルクラッチになったりしながら
56-57と善戦したこともあってさ…
たった一人で、
全力&現役の5人レギュラー相手に
4ピリオドやって勝てなきゃ
家にいれないってシステムになったんだ;」
茅野「アメリカでの生活…
すっごく過酷だったんだ・・;(汗」
それに目が点になる全員…
ケイト「頷く)うん;
それから、小学5年時は
学問的に、高校3年まで飛び級した後
爺ちゃんから
ずっと毎日、バスケを学び続ける日々ばかりになって…
11歳の誕生日、ハーバード大学を飛び級で受かって
力の向きとか、力の流れに組み込むとかの範囲の
物理学を専攻に選んで、論文書いて
入学してから一年で、飛び級で卒業したんだ。
その後
『大学を卒業したんだから、NBA選手になれ!
お前なら、誰にもできなかったことをやれる!』って…
爺ちゃんから言われて…
今すぐにでも
12歳の誕生日にNBA選手にいれようとされたんだ」
カルマ「ふぅん。凄いじゃん(微笑」
茅野「じゃあ優勝できるね!^^」
ケイト「でもさ…
一つ、問題があるんだ…」
暗く、沈んだ顔をしながら、呟いた…