第13章 梅雨
しかし…
力の反動故か
眠りにつき続けていた。
その後の体育の時間
ケイト((ズキッ)
頭が…痛い…;(ふらっ))
ふらふらしていた…
渚「あれ?大丈夫?」
茅野「今朝から想ってたけど
顔色悪いよね?」
そんなケイトに心配する二人だったが
ケイト「大丈夫大丈夫^^;」
言葉とは裏腹に、顔は少し青ざめていた…
授業が始まり…
烏間「ということだ。
説明が一通り終わった所で、見本を見せたい。
ケイト、相手役を頼む。
…ケイト?」
説明が終わった後、ケイトへ話しかけるが…
ばたっ
カルマ「ケイト!!??」
咄嗟に倒れそうになったのを支えるが
既に、意識を手放した後だった…
杉野「熱中症か?」
磯貝「様子を見る限り、違うと思う」
片岡「たぶん、あの力を使ったせいなんじゃ…」
烏間「とりあえず、木陰で寝かせておく。
昨日の状況も見る限りじゃ、おそらく…
過労かもしれない」
『ええ!?;』
茅野「あの年寄りがなる!?」
渚「年寄りって言うより
働き過ぎた大人の方が多いかな^^;(苦笑」
カルマ「烏間先生、悪いけど俺
今日はケイトに付き添って休むよ。
おかげで、家事もまともにできず
ずっと眠り続けていたかも、わかったわけだしさ」
烏間「そうか。
だが、看病するのが一人だけだと
授業や試験にも支障が出るのでは…」
倉橋「あ!
それなら、交代で看病したら?(微笑&挙手」
カルマ「ダメだよ」
渚「何で?」
カルマ「だってさ
ケイトの家の勝手を知ってるの、俺だけじゃん。
殺せんせーは寝泊りとか、食事をしに来る程度だし」
渚「なるほど…
確かに
ケイトちゃんの家、結構広かったし」
殺せんせー「仕方ありませんね。
ならば、ケイトさんは早退ということで」