第13章 梅雨
ケイト「へぇ~。
それで…
殺せんせー…
『何度も、心も体も傷付けられ、
何度も殺されかけられ
どれほど迷うことになろうとも…
悩むことになろうとも…
相手のことを大事に出来る。
あなたは、そんな本当に優しい子です』
そう言って、笑いかけてくれたんだ。
自信を持っていい。そんな想いと共に…」
律「ええ…
ですから、早く起きないと遅刻しますよ?^^」
只今の時刻…
8時13分
ケイト「ん…?…(ぼー」
がばっ!!!!!!!!
ケイト「ぎゃああああああああああああああ!!!!!!!;
遅刻遅刻遅刻遅刻遅刻ぅ~!!!!!;」
で…
カルマと殺せんせーは先に出て行ってました・・
ケイト「起こしてから逝けやぁーっ!!;」
律「行くの漢字が間違ってますよ^^♪」
ケイト「いっつも私が起こしてるのに!!;
ひどい!!;
カルマのバカアアアアアア!!!!!;(えーん;」
律「そうこういいながら用意している間に
あっという間に、8時23分ですよ」
ケイト「こ、こんちくしょぉ~!!!!」
雨がざあざあ降る中、遅刻決定?
かと思いきや…
ケイト「ふっふっふっふっふっ
そうだ。誰にも見られなければいいんだよ。
それさえできれば、大丈夫なのさ」
その直後、白い衣に身を包み
ケイト「風月流・参式!!
光速を超えた速度を見せてやる!(悪魔笑い)
これで無遅刻無欠席は継続だぁ~!!!!!」←それが目的
そうして…
ケイト「ぐー」
殺せんせー「あの…;
ホームルームです;起きて下さい;」
カルマ「無理だよ、殺せんせー。
神の力なんて使ったら、もっと深い眠りに入るから。
自然とかの、弐式ならまだ10分ぐらいだろうけど…
神の力だったら…
たぶん、30分は起きないだろうねぇ」
殺せんせー「ガーン!)しくしく;」
そうして…
今日もまた、授業が始まるのだった…