第11章 転校生の時間
ハワイについた後…
殺せんせー「ひとつ賢くなった所で、
映画館はこの下ですよ」
渚「ついちゃった…。
軽く授業を受けている間にハワイまで」
映画館に入ると、冷房ガンガンにきいていた。
殺せんせー「ハワイの室内は冷房がきいています。
皆さん、ちゃんと防寒の準備をしてください」
そう言いながら、カルマにハート柄のを渡すが…
カルマ「ケイト、はい」
ケイト「あ、ありがとう^^;//(ちょっと恥ずかしい;」
律「楽しみです!^^映画館は初めてなので」
律まで、画面の中で防寒具していた…
渚「でも
ここアメリカだから、日本語字幕ないんだよね。
筋、分かるかな?」
殺せんせー「大丈夫ですよ。
二人とも英語の成績は良好ですし。
イリーナ先生にも鍛えられているでしょう?
それと、先生の触手を耳に」
触手を差し出す殺せんせー
殺せんせー「習っていない単語が出たら解説します。
あとは頑張って楽しみながら、聞きましょう。
はい、コーラとポップコーン」
そんな中、映画が開始する。
渚(やばい…かなり幸せだ!^^
悩みながら世界を救う孤独のヒーロー。
僕らの年頃なら
皆、憧れるキャラクターだけど、
殺せんせーもそうなのかな?)
渚はちらりと横を見る
先生の顔はピンクに染まっており、ヒロインに夢中だ。
渚(目当てはヒロインか…;)
映画も見終わり、学校に帰ってきた二人
渚「面白かったー!
あそこでひかれると、続編めっちゃ気になるよね^^」
カルマ「けどさー
ラスボスがヒロインの兄だったのは、ベッタベタかな?」
渚「えっ、ああ。うん…;」
律「ハリウッド映画、一千本を分析して
完結篇の展開を予測できます!実行しますか?」
渚「いやいいよ;
冷めてるなぁ、二人とも…;(汗)
ん?」
殺せんせー「生き別れの兄と妹。
なんと過酷な運命なのでしょう!(号泣」
ケイト「何でだ…;
やっと…
兄妹(きょうだい)が再会し合えた所だって言うのにっ;
うわぁ〜ん!!!!;(ぼろぼろ」
互いに抱き締め合いながら泣き崩れる二人に対し…
殺せんせーの弱点⑬
ベタベタで泣く